第26話冒険者体験ですか?(2)

冒険者枠にいたギルド長が変わり、勇者の方にいた冒険者が変わった。


その冒険者は気のいいおじさんだった。


「坊主はよろしくな!」


「よろしくお願いします。先程は僕のクラスのものがすいませんでした。」


「いいってことよ!ガッハハハハ!

確かにギルド長の方が安心だからな!」


と笑いながら言ってくれた。


「これでも一応、妻も子供もいるし、ギルドランクAなんだぞ!

お!名前言うの忘れてたな!ワシの名前はオスカーと言う!よろしく頼むぞ!坊主!」


「はい!

僕はベルと言います。よろしくお願いします!」

ほんとに気のいい人だと思った。



オスカーとクエストを見ていると、こんなものを見つけた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜ワイバーンの討伐〜


内容…ワイバーン五体を討伐及び、指定部位の納品


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

というものを見つけた。


「オスカーさんこれでもいいですか?」

と見せると、


「ワシが1人で戦うのはどうにかなるが、坊主にはキツくないか?」


「こんななりですが、学校では1番強いと自負しておりますので、大丈夫です。」


「危なくなったら、逃げるぞ!ガハハハハハハ」


ワイバーンを討伐しに行くことになった。


「ワイバーンが住んでおるところは、ここから馬車で2時間行ったところにおる。だから、今日出て明日討伐しようと思うがこれでいいか?」


「はい。よろしくお願いします。」


「うむ、1時間後にギルド前に集合、そこから馬車に乗って移動だ!ては、1時間後にギルド前に!」


「わかりました。」


といい別れた。


そして1時間後に集合し、馬車に乗った。

乗った馬車はギルドが今回特別に出している馬車で、普段は歩きになる。


乗ってから気がついたが、勇者軍団と同じクエストを受けていたようだ。帰りも同じになる予定だ。


馬車の中ではオスカーさんとギルド長と話ながらいったため、思ったより時間が短く感じた。


「それではギルド長また後ほど。」


「えぇ、また会いましょう。ご武運を。」


といいはがら別れた。


「坊主がギルド長と知り合いだったのは驚いたぞ!」


と笑いながら言ってきた。


「まぁ、勇者軍団がどうなって帰ってくるか楽しみですね。」


「ほんとだのう!ガハハハハ!」


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