第22話夜中に……ですが?

今は魔法薬学の授業を受けている。

隣にはサシャが座っているのだが…思っていたより人が多い…と言うか途中から変更したものが多い。最初は、ベルとサシャを合わせて16人しかいなかったのだが、突然人がと言うより、女子が増えた。


ベルは自分の容姿は中の上ぐらいだと思っているため、自分が魔法薬学に行くことをクリスたちと話しているのを聞かれ、それが広まり、魔法薬学に女子が殺到したのだ。


魔法薬学を教えてくれる先生は女の先生だった。なんて言うか、髪の毛がゴールデンレトリバーみたいだが、耳がないため獣人ではないと思う。そんなことを考えていると。


「ベルくんに質問しま…」

と言いながら僕の方を見て固まってしまった。


「あの、先生?大丈夫ですか?」

と声をかけると、ハッとした表情をしたあと、顔を赤めながら質問を始めた。


ベルは自分のスキルのことを忘れていた。


「人型killer」のことを…



家に帰り、家族とご飯をたべ、部屋に戻り寝た…のだが、手が濡れていることに気が付き目を覚ました。


隣に何故かセツラがいた。

(あれ?セツラなんでここにいるんだろ。)


と思うと同時に、セツラの身体がこわばった。色っぽい声を出しながら。


ベル…いや、レイラはこれを知っていた。

前世は女の子だった。そして、性欲もあった。だから、セツラがやっていることを分かってしまった。


そして、 ベルの手が濡れている原因も…


「ベルさまぁ…べるさまぁ…んっ!」


また身体が強ばったことに気がついた。

なかなか終わらないので、手伝ってあげることにした。


「セツラ?」


「ベ、ベル様!こ、こ、これは!あの、その…」


「大丈夫だよ。分かってるから。」


といい、手をセツラの太ももの間へと伸ばしていった。


ベルとしてではなく、レイラかの"技術"で…


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