第18話見鷺 麗蘭としての過去ですか?
注意点…胸糞注意です!自分で書いてて腹たってきました!
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見鷺 麗蘭は周りからすると完璧と呼ばれるに値する人物だった。
顔は整っており、スラリと長い手足に、高身長で、運動もでき、成績優秀者であり生徒会もやっていた。そして、周りにも気を使っていた。
周りは言った、彼女こそが完璧だ。
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見鷺 麗蘭、以後レイラとする。
レイラは決して幸せな家庭に生まれた訳でわない。いや、不幸せな家庭に生まれてしまった、と言うべきだ。
レイラは、両親に愛情を注がれず生きてきた。
レイラは小さい時から顔が整っていた。両親のいい所だけを取り除いたように…
それが気に食わなかったのが、母親だった。自分より顔が整っているだけで、妬み暴力をふるった。殴り、蹴り、そしてご飯を与えることもなかった。
父親は、母親がレイラを身ごもったことにより、他の女のところに入り浸るようになった。
そして、レイラが生まれて4年…両親が離婚した。
レイラは父親の方に引き取られたが、そちらでも、暴力を振るわれた…父親の愛人に…
理由は、顔が整っている…
そして、邪魔だったからである。
殴る蹴るだけならマシだった。
暴力はエスカレートしていき、途中から刃物で切られるようになった。
酷い時は、食べ物もなく、真冬にベランダに出されたこともあった。
そんな日々がしばらく続いたころに、父親が殺されたのだ。
簡単に言えば、父親の愛人に殺されたのだ。
愛人は嫉妬深かった。そして、父親は浮気をし、新しい愛人を作り、入り浸った。
それに気づいた、愛人は父親に、辞めるように言った。だが、父親は嘲笑い捨てた。
そして、父親の娘ということで、ストレス発散の的とされたのがレイラだった。
暴力はエスカレートし、熱湯をかけられたり、無理やり飲まされたりするようになる、喉が爛れ《ただれ》声が出なくなった。タバコを押し付けられたり、殴られ蹴られた。
喉は爛れ、泣き叫ぶにしても声が出ない。
怖い、痛い、怖い、痛い、怖い、痛い、怖い、痛い…レイラは我慢し続けた。
そして、レイラは感情を閉ざし、そして、1年後には感情を失った。
泣き叫ぶことがなくなったレイラに暴力を振るっても、ストレスが発散されなくなった愛人は父親を殺した。
父親が死んだため、次は母親のところに戻された。
母親は感情のないレイラを恐れた。何をしても反応しない。ただ死んだ目をし、ただ呼吸をしているだけだった。それなのに、母親は恐れ、暴力を振るった。
そんなレイラと過ごしていくうちに、精神的に病み、母親が自殺をした。
両親が死に、レイラは暴力から解放された。
だが、感情を無くしてしまった、彼女を引き取るものはいなかった。
2人を除いて。
それは父方の両親だった。
レイラは生まれた時から隠され続けてきた。つまり、存在すら知られていなかった。
孫がいることをしり、レイラの現状をしってもなお引き取ると言った。
初めて父親の両親にあった時、父親の父…祖父はレイラを見るなり、目を見開き、そして激怒した。
祖母は、目に涙をため、レイラを抱き寄せ「もう大丈夫…暴力なんて振るわせはしない!守ってみせるわ!」と言った。
実の娘に対し、暴力を振るっていたことや、ご飯を食べていないことは、レイラのアザだらけの、痩せこけてしまった身体を見れば分かってしまう。
この出会いのあと、レイラは祖母と祖父に大切に育てられ、感情を少しずつ取り戻した。
高校になる頃には感情はほとんど戻っていた。爛れてしまった喉は、祖父と祖母がお金を出し、手術を受けさせてくれた。
ただ、心の傷は癒えてはいなかった。
人との関わりを遠ざけ、遊ばず、祖父の道場で暴力から身を守るためだけに修練をした。
祖父と祖母に恩返しをするために、勉強をした。何一つ普通の女子高生として、遊ばず、友達を作らず、一定の距離を保った。
だから、高嶺の花となり、誰からも憧れられた。
だから、皆が言った、「完璧」だと
だが、祖父と祖母は知っていた。
彼女が…レイラが「歪であるがために完璧を目指した」ことを…
レイラが壁を作り、人と付き合うことを辞めてしまったを…
そして、両親のように、なりたくないと…
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