第17話冒険者ギルドですか?
この世界には前の世界とは違い、魔物がいる。魔物の中には凶暴なものもいる。そうなれば、それを倒さなければ行けない。それを受け持つのが、冒険者と呼ばれる者達だ。
そして、僕は今から冒険者登録をしようと思う。
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冒険者登録をしようと思った理由は大きく2つ
1つ目は、僕は公爵家だが、養子であり血を継いでいる訳では無いので継げないと言うわけだ
2つ目は、私事だが世界を見て回りたいと思っているからだ。
この2点から、冒険者登録をしようとしている。
では、誰が公爵家を継ぐのかというと、ニアの夫となる人だ。ただし、あの父親…ナガルが許せばの話だが…
おっと、話がそれてしまった。
ベルが冒険者ギルドの扉を開けるとお酒の匂いや、冒険者の騒ぎ声が聞こえてきた。
冒険者ギルドは酒場も運営している。情報交換やパーティー勧誘をする所らしい。
ベルは、受付嬢がいる所に行き、
ベ「あの〜冒険者登録をしたいのですが」
と声をかける。
「はい!分かりました!えっと、自己紹介から行きますね?私は、受付嬢をやっているナル・ルーシュです!
それでは冒険者登録の方に移ります。
名前と性別と種族を書いて頂いて、こちらのガラスの玉に手を置いて頂ければ完了となります。」
名前をかく欄に、ベルとだけ書き性別を男、種族をどうするか迷ったが、人間と書いておいた。
「これで登録は終わりになります。こちらがギルドカードになります。」
この後、ナルに色々と説明してもらった。
ギルドカードには名前とランクが書かれており、F・E・D・C・B・Aと上がっていき、Aを超えるとS、そしてSSとなっている。
そしてCになるとカードの色が変わる。
F〜Dは白色をしている。
Bは青色になり、Aは赤色になる。
Sになると濃い赤色、つまりワインレッドとなるらしい。SSに関しては、なれたらのお楽しみらしい。
「これで説明は終わりです。ギルドカードの再発行は銀貨2枚となっていますので、お気をつけください。質問はありますか?」
「いえ、丁寧にありがとうございました。」
とベルが言いながら笑顔を向けると、ちょっと赤くなりながら
「わ、私はショタが好きなわけじゃないはずよ。でも…抱かれてみたいと思うのはなんでかしら…」
と呟いていたので、ゆっくりとその場を離れた。
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