学校へ行くらしい( ・◇・)?
「シャドウ!ちょっと来てくれないか!」
「へーい!」
やあみんな父さんから呼ばれたシャドウだよ!
...やっぱ退行してるよなぁ
「なに父さん」
「いやなに、シャドウももう6歳だろ?
そろそろ学校へ行く年だと思ってな」
「そうなの?」
「ああ、ただ離れた王都に行かなくちゃいけないか
ら、お前の希望しだいだ。
正直 学校は 10歳 までなら普通に入れるから、
今は村で勉強して10歳から入ることも出きる」
学校か...湊人だった頃は、小学校ぐらいしか行ったことないんだよな。
しかもみんな組織に入るために訓練する場所だったからまともじゃないし。
まともな学校は行ってみたいな。
6歳は早いとは思うが、8歳ぐらいならいけるか?
「8歳ぐらいから行きたい!」
「そうか?」
「なんで疑問系なのさ...。」
「それなりに好奇心旺盛なお前にしては珍しいと思っ
てな」
「なにそれどういう意味?」
ひとのことをなんだと思ってるんだか。
「まだ剣も持てないときに森に行ったのは誰だ?」
[目が笑ってない(|| ゜Д゜)]
「僕ですごめんなさいm(__)m」
そう、まだ俺が三歳のときに、母さんの目をぬすんで
うらにある森に行ったことがある。
だが、さすが3歳児の体。すぐ疲れる。
挙句の果てには迷うと来たもんで、帰えれなくなるかと思った。
そのあと父さんが探しに来て、母さんにはめっちゃ怒られた。
あのときは怖かった。
でも、出入口とあまり離れてなかったのはビックリした。
まあよく考えれば3歳児の体で遠くにいけるわけないのだ。
元暗殺者として、一生の不覚!
......最近自分が暗殺者だったというのも忘れそうだ。
「とりあえず8歳から行くでいいんだな?」
「うん!それでいいよ」
思わず元気良く答えてしまった。
思ったよりワクワクしてるっぽい。
2年後が楽しみだ。
元暗殺者は目立ちたい! アカラ @akarare09
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。元暗殺者は目立ちたい!の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます