第5話 本当に全く一文字も思いつきません
『場面は考えたの?』
こう来ると思っていた。
当然やろうとしたんだ、でも、この場面、分割無理じゃない?
だってプロットこれだよ?
社会科準備室であれこれ話してたら、しゃべる猫登場
「あれこれ」ってなんだよ! ネタ思いつかないよ!
『それはそもそもプロットなの? まあいいわ、そういう日常場面だって必要だものね。流れは考えておいて中身は後でにしておかないとプロット作成も永遠に終わらないから、ある意味正しいと言える』
ですよねー。
『登場人物の容姿・性格・人間関係は、頑張って設定してたと思うから、ここは、彼女たちに自然に話させるところね。まず話題の方向性を決めて、会話だけで書いてみなさい。今回は部活に初参加の子がいるから、話題はきっとその子についてとか、その子への部活についての説明になるはず』
初参加の子は前章で救われたから完全主人公スキーで、べったりで、幼馴染が怒って……テンプレ!
そのあと、部活について彼女が聞くんだ。
でもこれ主人公にも聞かれてるから、部活の知名度低いなって異能持ちの部長はご機嫌斜め以上になるはずで、異能の呪いの副作用ってみんな思って、そのあたりの秘密を知ってる猫ちゃん登場!
うん、方向性は見えたからこれを会話におこしてみる。
書けた!
そして、描写で繋いでみれば……文字数3000字超を感じさせないけど、これ以上のもの書けないからこれでいいや。
『納得したみたいね、じゃあ続きを書きなさい!』
※今回のまとめ
日常シーンは話題を決めて、まず台詞だけで書いてみよう
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