正気か?

 白黒の写真や映像に色をつけるなんて

 神経を疑ってしまう

 それにどんな意義があるというのだろう

 歴史への侮辱にさえ思う

 過去への距離感を無視してどうなるのだろう

 些細なことに目くじらを立てているのだろうか

 でも、最近は、正気を疑うような発言が公的にまかり通ってしまうから

 頭がおかしくなりそうだ

 殺戮は多数決によって善とされるのか?

 見たくないものはなかったことにすればいいのか?

 この時代に正気でいられる人を尊敬する

 ぼくは無理だ

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