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目次
黙禱
今夜のいくらかの時間は
遠くの人への黙禱に捧げたい
あなたがどこでどうしているかはわからないし
あなたがどんな人なのかは
あなたの言葉を通してしか知らないが
それでもわたしは
あなたとなにかを共有したと信じている
あなたの言葉の優しさを信じている
あなたがどんな人で
どこでどうしていようとも
あなたに幸いがあらんことを
こころの底から願っている
眼を開いていると
祈りが浅くなるような気がするから
眼を閉じて
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