喪に服した太陽

 喪に服した太陽が

 月に憧れ

 身をやつ

 光を恥じて

 黒衣をまと

 反射を失った月面は

 闇に覆われて見えなくなった

 失恋した太陽は

 ますます身を縮こめて

 憂鬱症に臥せっております

 だから昼間も黒いままです

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