宗教戯れ歌十首
神と会い
遊び疲れて
神はいまでもひとりで遊ぶ
天使から
もらった花を瓶に差す
水が淀んだ
聖堂に
讃美歌ひびき胸さわぐ
ここには誰ももういないのに
神は愛
胸の奥底みちてゆく
神とも愛とも呼ばれるもので
ゲヘナにて
隣の人の荷を盗む
焼きつくされても俺は悪人
山上で
彼の人の
空を流れる雲が綺麗だ
蛇は好き
罪そそのかす悪魔でも
創世記
読むと必ずお腹へる
腹が減っては天地も造れぬ
父と子と
聖霊の
書けば愚作も
光あれ
ここにはあらゆる詩が含まれる
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