神々のいない星で

作者 川上 稔/電撃文庫

1,510

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★★★ Excellent!!!

 神々と人がこれまでの世でどういう仲だったのか。

 歴史的、考古学的な考察を基礎に飛躍して「こうだったかもしれない」だけでなく「こうだったら面白いよね」にぶっ飛んでいく川上ワールドはもはや天井知らず。

 一度読んでしまえばカワカミン中毒者へまっしぐらになること間違いなしです!!

★★★ Excellent!!!

地球がどうやって太陽系惑星となり生命を生むに至ったかを神話学と比較考証しながらという、かなり荒唐無稽に見えてそのじつ最新惑星科学理論を交えたガチガチの考察SFもの。
一方で、人類発生からのグレートジャーニーを神話伝達経路視点で考察するというのはこれより深く取り扱ったものが無いんじゃなかろうかと思えるほど。
相変わらず文章は軽妙でいてテンポがいい。その一方でやっぱりカワカミン初心者にはちとわかりにくい世界観なのが玉に瑕か。
とは言え、読み始めると夜が更けるがごとく世界に引き込まれるという大作保証間違いなしの作品。一日一晩読んだらネットの世界で僕とみんなとカワカミン!だ!

★★★ Excellent!!!

やったぜ!氏の新作だ!!
取り敢えず電撃の新文芸から刊行されている本を買うんだ!いいな!?
歳上で巨乳で過保護で甘々な黒髪ロング高身長の女神が好きな方に大変オススメです!!
あっ、でも俺個人的にはムーチョが1番良いキャラしてると思うぞ!!これから3食毎日カラムーチョだっ!!!

アイコン表示でキャラの心情とか伝わりやすいので漫画に近い感じで読めるので読みやすいと思います
様々な神話、地球創造についての解釈や90年代のサブカル的出来事についても知れて楽しいです
ちょっとコイケヤの株買ってくる

★★★ Excellent!!!

90年代前半の東京のローカルネタにまみれた神話学の授業です。他にもコメディとかシムアースとかバトルとか諸々有りますけど、まあ神話学の授業です。
生活の役に立たなくとも知る事を面白いと思える知識神くずれは読みなさい。いいですね?
氏の過去作、特に「終わりのクロニクル」と「境界線上のホライゾン」は接点はありますが必読と言うわけではありません。同じ単語が出てきてニヤリと出来る程度です。というか終わクロも境ホラも厚いから読み返すのも一苦労だし読んでる途中で濃いの以外は大概忘すれるよなぁ。

後読んで面白かったらくっそ厚い上に巻数も多い「境界線上のホライゾン」を読んだ上で氏が同時連載してる「境界線上のホライゾンNEXT BOX」も読んでくれよな!

★★★ Excellent!!!

あれなんだよ、これ読んで「んー!ちょっと復習!」って境ホラ読み返すと(めっちゃ時間かかるわ)ね?「ああ、ノリと頭キテるなこの父親って思ってたがなるほど、年齢で多少落ち着いたな?ハハーン。」って納得したね。てか独占欲。ここからどんどん砂糖吐けそう。期待ですわ。

★★★ Excellent!!!

境界線上のホライゾンで有名な電撃作家川上稔の最新作!
コレは主人公の住良木が神様である゛先輩゛と一緒にとある惑星を人類が居住可能となるように惑星環境を整えていく物語である。
主人公の周りをサポートするのは多種多様な神話や宗教の神様達
現時点で日本神話・北欧神話・シュメール神話になんとキリスト教の神様も出てくるぞ。
更に今作の特徴としてなんとセリフの戦闘にキャラアイコンが付いているためキャラの特徴が掴みやすい覚えやすい読みやすい!
今まで川上作品?分厚くて手が……という人にもお勧めします。

★★★ Excellent!!!

この作者最終巻刊行やらBDBOX発売と並行して新シリーズさらっと始めおってからに……!!
と上手く言葉に出来ないsomethingを抱えている今日この頃。
だが安心してほしい。
2000年代入ってから割と常習犯な所業だから
境界線上のホライゾン書いてる横で携帯ゲーのobstacle始めたりムラっと連射王書いたり同人活動したりアニメ総監修したり知り合いの子供のために新シリーズ書いたりと…
書きなぐっててアレだけど大概な…変態執筆者め…!

と衝動的にレビューしたくなる気分は理解してもらえるはず。
そして今回のedgeシリーズはこれまでほぼノータッチだった新世界観の元で行われるわけで、なんぞこれ?とホイホイ来てしまった初見さんやまたお前か、な常連さん、新作ひゃっほいな中毒さんも期待出来る新しい価値観を見出せるんじゃないかと思います。
人それをたまに洗脳とか調教とか依存症とか言ったりする場合もあるけれど。
みんなしあわせになればそれでおっけーだよね!!!!