第14話
あの悲劇の後うちは人目につかない場所にひっそりと隠れ住んでいた
暫くして少女がうちを見つけた
「あーいたいたこんなところに隠れていたんだね?」
「だ…れ?」
「クラネリアよ。貴女は?」
クラネリアと名乗った少女は後にソフィと呼ばれる存在になる
「ツクヨミ=ペルセフォニ」
「そうツクヨミね。君を探していたんだよ。傲慢の魔女を」
無邪気に笑う少女をこれほど怖いと思ったことはなかった
「傲慢の魔女…?」
「少し前に壊滅させた村さ。君がやったんでしょ?」
どうして知っている?きっとそんな顔をしていたんだと思う
「…っ!?」
「わかるよー。だって僕と同じなんだから。じゃあわかるよね魔法には代償があることも」
「代償…じゃあ…村人がみんな死んだのは…」
「君がやったんでしょう?おそらく天変地異すら起こせる魔法を使って」
天変地異と言われあの大規模な時止め魔法を思い浮かんだ
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