第10話

これは呪われた七人の魔女たちの物語



うちはなんでもない集落で生まれ落ちた



家は裕福だったと思う。住む分には困らなかった



ある日遠くの空で爆発が起きて空が一瞬光った




その時起きた出来事については今もあいまいな部分があって自身の変化に気づいていなかった



その日のうちにここの集落は今でいう魔法を使えるようになっていた



火をつけたり水を巻き上げたり様々なことに使われ始めた



ただうちの魔法はほかのみんなと違っていた




「あ…れ止まってる」



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