第9話

「これからそれを話そうとしてこれだもんな。まいっちゃうよ」


「…ジェシカさん。彼女に敵意はないだから話だけでも聞きましょう?」


「そうそう!うちも敵意はない。むしろ味方を増やしたい。」



「…どういうことよ?」



「裏切り者の始末をしたいのよ」




「裏切り者…?」



「そうね…悪魔メデューサと契約した初代七罪の魔女とでもいおうかな」

「そのメデューサは魔女の体を乗っ取り悪さをした。そしてうちらの仲間を食い殺した」


「…っ!?」



「七罪の魔女生誕にまつわることだから最初から話すわ。」


「うちらは決してこの本に書かれたようなことをしていない。仕方なかったんだ」


「”真の歴史は嘘だらけ”」


そういうとツクヨミは悲しそうに語りだした



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