赤い日記は9月4日から始まっている。

恐らく、黒い日記に出てくる「少女」が書いた物であると考えられる。

「少女」は漢字を書けなかったのか、赤い日記は数字以外全てひらがなで書かれていた。

何かの意味があるのかも知れないので、漢字に変換せず、そのままの形で投稿していこうと思う。

めんどうなことになったとおねえさまはいった

わたしはおねえさまにひろわれこのいえにいる

おねえさまのきげんをそこねたくはない

わたしはさわがしいげんかんからみえないところ

にわのえんがわにかくれていた

おねえさまがかくれていなさいといったから

すこしのじかんのあとおねえさまは

でてきてもよいよといった

わたしはちゃのまにいき

おねえさまとあそんですごした

わたしのてとあしにはごみがついた

おねえさまはそのままでかけていった

ちゃのまでながいじかんをすごした

となりのいえがすこしさわがしかった

ゆうぐれになりおねえさまがかえってきた

おねえさまはごはんをもってかえってきた

わたしはおねえさまがだいすきだ

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