あるあるその20 周りを気にするなと言い過ぎ
老人は死ぬ前に「周りを気にしなければよかった」と後悔しながら死ぬといいます。
だから周りを気にしないであなたのやりたいことをやりなさい。
なんてビジネス書などではキレイゴト言いますがそれは好意的に見れば「超人向け」のアドバイスであって、一般人向けのアドバイスではありません。
周りを気にしなくてもいいのは周りを従わせることが出来る金持ちだったり、
既にある程度成功している天才だけで、何の実績も無いド素人が周りを気にしなかったら死ぬんです。
一般人がホリエモンの真似をしたら死にます。確実に事業は失敗し、借金抱えて自殺するでしょう。
実際私も前の仕事で周りを気にしないで有給消化してたらクビになりました。
「休みばっかりとるお前の事はもう雇えない」って言われて解雇通告来ました。
私がこのまま何の芽も出ずに死ぬとしたなら、おそらく「もっと周りを気にしていればよかった」と思って死ぬでしょう。
周りを気にしなくてもいいって言う人は私がクビになった責任とってくれるんですか!? とらないでしょ!?
PV欲しさに適当な事言わないでくださいよ! あなた方のアドバイスを真に受けて実行したら被害者になった人がここにいるんですよ!? 分かってるんですかあなたたちは!?
……とまぁこんな被害者アピールしても寒いだけなのでこの辺にしときますが、周りを気にしなくても生きていける人というのは超人なのです。
ほとんどの凡人というのはまわりの人のご機嫌をうかがって時には助け、時には助けられを繰り返して人生をやり過ごしていくものなのです。
「周りを気にしなくていい人」つまりは自分一人で仕事も生活も全て回していけるというのは100人に1人でも多すぎる。という位の超人です。
今では富と名声両方手に入れている人が周りを気にしなくていいのはひとえに富と名声で周りを黙らせていることが出来るからです。
おそらくは「周りを気にしなければ富と名声を手に入れて成功できる」のではなく「富と名声を手に入れて成功したからこそ周りを気にしなくてもいい」のでしょう。
ちなみに富と名声、どちらか片方があればまだ現状維持は可能ですが、両方とも失うと「昔はすごかった人」となります。
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