7.自動説

自分が誰かの生まれ変わりだと思って生きるより

自分こそが誰かの生まれ変わりとなるのだと

そんな大胆な考えを持って生きてみるのもまた一興


自分をどれだけ信じられるかが鍵となろう

自分にどれだけ期待できるかが肝となろう


ならば他人の生き方に口を出している暇などきっとない

そんな暇があったら自分の生き方に手を加えてみるべきだ

今の生き方でいいのかと自分に足りないものは何なのかと

付け焼き刃の考えなど打ち捨てて熟考に熟考を重ね

全神経を挙げて全回路で動くそんな一挙一動に身を委ねる


唱えるべきは自動説 覆すべきは他動説

自己を中心に据えて物事を考えていては視野は狭まってしまう

物事に囚われることなく生きるためには自らが中心へと向かわねばならない

しかし中心にあるのは他人でも世界でもない

自分で決めた目標へと自分の生き方で辿り着かねばならぬのだ

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