黄石公を登場させつつ、過半は閨房術を記した兵法書を登場させぬとは、これ如何に?
異伝との間を埋める別作が他にも有るんですか?
作者からの返信
時織拓未さま。
張良のシリーズを読んでいただき、レビューまで。ありがとうございます。
前作の「張良異伝」は、わたしが(ほぼ)初めて書いた小説ということで、色々と盛り込み過ぎました。今話はもう少しシンプルな設定に、と思いまして、房中術関連の話はカットしたものです。
結果、史記関連の三作それぞれちょっと違う設定になりましたね。(笑)
別の小説と思って頂いた方がいいかもしれません。
ちなみに、タイトルの「異伝」は『留候世家』に対する「異伝」ですので、もうこれ以上はありません。(三作まとめたものを新たに書こうか、とも思いますけれど)
※最近書いた「ネコ将軍~」は多少まともになっている…と思っていただけたら良いのですが。
編集済
読了しました!
最後まで、女軍師・張良と劉邦の掛け合い漫才が続くのかと思っていると、第9話あたりから、張良の軍師としての活躍が描かれ、タイトル通りの<少女軍師・張良>の誕生となりました。簡潔な文章で、緊迫した戦場の様子が、伝わってきました。
レビューを書きたいのですが、私の楚漢戦争の知識くらいでは、間違ったことを書きそうなのでためらっています。(>_<)
…ということで、『楚歌の静寂 ~虞姫 別伝~ 』を読み始めます。
追記
私は少々は楚漢戦争の流れを知っているので、『咸陽を陥とし、項羽との直接対決を経て漢帝国を建国する、その第一歩を、いま踏み出したのだ。』という最後の一行で、「ああ、ここで、あの話に繋がるのか!」と、ワクワクしました。こういう小説はある程度知識がないと、読むのは難しいかも知れません。が、知っているものには、「そうなるのか!」と、ものすごく面白いです。
作者からの返信
最後まで読んでいただいて本当に感謝します。
前作との兼ね合いから、ここで終わり? みたいになってしまったのを、果たしてどう思われたでしょうか…。
~虞姫別伝~は、「張良異伝」を楚の側から見た物語です。
気に入ってもらえるといいのですが。
面白かったです。項羽と対決する前の関中一番乗りまでの物語でしょうか。項羽と劉邦は知ってても、その一つ一つの戦いややり取りはあまり知らないので、楽しく読み進めることができました。
作者からの返信
前回の白馬の戦いは、劉邦軍が快勝したらしいのは確かなのですが、詳細は分からないです。そこで、ちょっと西洋的な戦い方っぽいものを想像してみました。楽しんでいただけたなら嬉しいです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。