あとがき
まきやです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
短編小説「ケット・シー(Cait Seth)の娘」
いかがだったでしょうか。
本作は「フローリスト」と同じく、花屋シシリーを
舞台にした小さな物語です。
そして好きな人にはたまらない、猫たちのお話です。
前作を書き上げ、次の話を考えようとした時に
何となく、妖精のメアリーの事がひっかかりました。
前回の終わり方のままだと、彼女だけが幸せでない気が
したからでした。
そこでたまたま構想にあった、猫たちの物語を加えて
この物語ができあがりました。
よろしければ感想など、頂ければ幸いです。
お話の設定で、明かされていない、もやもやした部分が
あるかと思います(しかもそれをオチに使ってるし…)。
申し訳ありませんが、そちらはまた次回作以降で
明かしていきたいと考えています。
次の話はまだ未定です。
個人的に、店員の女の子「カナ」の話を書いてみたい
なんて思っています。
最後にウンチク系のお話を書いておきます。
・ロシアンブルーの「ブルー」は灰色の毛色を指します
・
変わります。
・子供の時に、ゴーストダビーと呼ばれる縞模様が
ありますが、大人になると消えてしまうそうです。
(残る子もいます)
・ロシアンブルーはあまり鳴かず、人見知り。
でも主人には甘えます。
・シャムロック(クローバー)は
アイルランドの国花です。三位一体を現します。
(四つ葉ではありません)
・ケット・シーはアイルランドの民話の猫妖精です。
ちなみに犬の妖精もいます(クー・シー)。
2018/12/18 まきや
ケット・シー(Cait Seth)の娘【フローリスト短編集】 まきや @t_makiya
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