日本語でOKコンピュータ

ハロォ・ワールド

わたしの彼氏がデイトで初めてながした音楽はOKコンピュータ

　わたしの彼氏はわたしを車に乗せた。ながれだす、OKコンピュータ、これがわたしの初めてのいわゆるデイト。

　わたしは、アリスァ。女よ、当然ね。

　わたしと彼氏の車、ZS30のワインレッド。うるさい車だ、びっくりしただろ内臓に悪い。だが彼氏は、改造で音を最小限にしたから自分にはまったく苦にならない、ようだ。わたしは前、本当にうるさい車に出会ったせいで、小音が大きいものに感じてしまうのだった。彼氏のいうその改造とは、遅くしているようで速くしているんだと。

　わたしはOKコンピュータが嫌いだ。でもレイディオヘッドでもっとも好きなのがOKコンピュータ。

　OKコンピュータは、英米よりも日本で早く出た。これは何か嬉しいんだ。

　わたしはパソコンが好きだが嫌いだ。サイバ・アタッカとわたしは毎日電脳世界でタタカイをくりひろげているよ、妄想だけどな。

　ヲタクなわたしの彼氏がススメてきた作品のVKIRV、これ、女向けではないらしい。世間でOKコンピュータはデイトではながすなとされているし、VKIRVもきっとそっち系ではない、ならわたしの彼氏はいったいわたしに何を思ってススメているのか、わたしは男として見ているのか、そうだ。

　わたしの彼氏はゲイだ。そしてエイリアンとユダヤ人の混血だ。

　彼氏には既に彼女がいた、男の、女担当の意味で女の。もう彼氏は、その男と結婚する関係だ。わたしと同い年でAD1995生まれ。

　パソコンが壊れた、わたしが本命ではない怒りで壊した、のではない、きっとサイバ・アタッカに壊されたんだ通報してやるよ、裏の権力者たちにも。あのパソコンは、AD2015やAD2016……と、いろいろなわざわいやケイオスの中使ってもいて大変世紀末を感じさせた。人には見せれない変な画像も大量に名前をテキトーに付けて保存した。

　ADで思い出した、彼氏はADHDの特徴を持っていてコミュ障。でもADHDではないのかもしれない。

　パソコン、あたらしいのを、買った、色は水色でどこか世紀末的な色。

　あらゆるところまでパソコン内部の日本語は少ない。

「日本語でOKコンピュータ」