野生の証明 森村誠一
自分は四月頃から、午後に放映されるサスペンスドラマを時々録画して好んで観るようになりました。
そこで観ていたドラマの原作者を知り、この人の作品を一度読んでみようと思い立ったのが、この本と出会ったきっかけでした。
夏休み直前の日に学校近くの古本屋に出掛け、この作品を見つけました。
題名からして自分の読書嗜好に合っていたので買ってから楽しみにしていて、満を持して夏休みに一読しました。
するとどうでしょう。読み終えた後、自分はこの作品に出会わせてくれたことに感謝したいほどになりました。
特に最後の山場にあたる元自衛隊の男と薄幸な少女の逃亡劇は、先の読めない展開にハラハラし、追っ手の追跡をくぐり抜けて安堵し、意外な付箋を回収する予想しなかった結末に驚嘆しました。
読んでいない方は、ぜひとも一読をお勧めします。
自分はこの作品に似た系統の同作者の証明シリーズを、買ったまま未読のものが一冊あるので正月に楽しもうと思います。
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