第147話 巣作り 2
「えっ、分からない。もう一度読もう! ふむふむ。
ん? ややこしい。ちゃんと理解しなきゃ進まない」
昼間、独り言のデバネズミ。ある意味ホラーです。
昨夜から読み始めた作品の設定に戸惑う。
『アルファ』『ベータ』『オメガ』『ヒート』
何ですの、それ。オメガバースって初めて知った。
「私はアルファであり、オメガである」
ヨハネの黙示録ではない事は確かだ。
神様は関係ない。困った時はすぐググる。
生物学的な性として男女のほかに、アルファ、ベータ、オメガ
という三つの性があるという特殊設定のこと。
「え、男性も妊娠出来るの? え、何で?」
怪しい独り言がデカくなる。狼の群れの社会性をモデルとした
人間関係? 狼は好きだけども。好きだけども。プチパニック。
アルファとオメガの間だけに発生する関係を
運命の相手のような存在で、恋人や夫婦といった関係よりも強い。
発情期に入ったオメガが、アルファの匂いに包まれたいと
本能的にアルファの衣類を持ち込み……くるまってアルファを
待つ行為を『巣作り』という。
おったまげるデバネズミ。
この設定、二次創作からみたいだそうだが、
興味深々である。
色々な巣作りがあるんですね。
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フォローしておくデバネズミ。
刺激が大事な幸年期。
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