とあるサーカス団のお話です。主人公である女の子は、なんと綱渡り役!パフォーマンスの中でもとても危険な役割を担っています。そんな中で起きた、本番中のヒヤリ。でも、事前に知っていた彼女はなんとか最後までショーをやり切って「しまいました」。団員から称賛される中、団長だけは違う感情を抱いたようです。どんな感情だったのか?どうぞ、素晴らしいラストをお楽しみください!
軽やかで爽やかな作品で、その読後感は、みずみずしい気持ちになること請け合いです。さてさてこのお話は、とある劇団に所属する女の子が主人公なのですが、なんと「綱渡り師」という珍しいポジションです。少しの振動で不安定になる「綱」を軸にした、ハラハラでドキドキの展開。劇中に出てくる、泥棒が盗んだモノの正体なんてのも深読みすると、とても面白い。ぜひとも、皆さんにも観劇して欲しいと思える、そんな作品です。