英国を舞台にメイドのジューンと大工見習いのジョンが、お互いに惹かれあい愛情を育んでいく……だけではありません!!
どうして話を追うごとにハラハラするのでしょう。
きっとジョンのミステリアスさと、ジューンの自分に自信のない性格が読み手に伝わってくるからでしょうね。
もどかしい、でもそれが良い!
時代描写もとてもしっかりされていて、読んでいて勉強になります。
恋愛シーンはもちろんですが、個人的にはケイトお嬢様のドレスの描写が華やかで好きだったりします。
ヴィクトリアンロマンスがお好きな方は読まないと損ですよ〜!