こんな風に最期の姿を見ると、どちらが『正義』かなんてないのだろうなと思います。どちらかの正義はどちらかの悪であり、逆もまた然り。
簡単に悪と正義は入れ替わり、紙一重。わたしたちはそれをきちんと理解しなければならないのでしょう。あなたがしていることは、あなたがされたことと同じではないか、と。
自分がされて嫌なことはしない。それが徹底されれば、このような悲しい出来事はおこらないのに。

全ての始まりは、自分の行い。もしかしたらサキは、それを最後まで理解出来なかったかもしれませんね。

改めて読み返してみると、やっぱりサキちゃんの思考はおかしいですねぇ……。元々裕太君達と仲良くなりたかったのに、なぜいじめに走った！？　仲良くなりたかった気持ちはどこへ行った！？　ってつっこみたくなります(笑)。

っと、呑気なことを考えてたのですが、サキちゃん……遂に……。あれだけ許されざる罪を犯した悪女ですが、それでもやっぱり悲しいですね(*T^T)

因果応報と言えばそうなのかも知れませんが、なんともやりきれない結末です。正義という言葉は気軽に使え便利な反面、とても使い方の難しいものだと思います。
どうしても自分の尺度で正義を測るので正義同士でも摩擦が起きますし。
本当にどこから間違えたのでしょうね……。