第7話平行世界
パラレルワールドは実在すると思いますか? 私はあったら面白いなと思います。できれば自由に空の飛べる世界があってほしい。
相対性原理を簡単に言うと時間が伸び縮みする、というのはご存知かと思います。ざっくり言うと、とても早いスピードで移動すれば時間がゆっくり進んで若いまま。……といってもだいぶ高速に近づかないといけないのでたぶん素の人体だったら保たないんですが。
ここからの話は普段の体感がもとになってる部分もあるのでちょっと時間を特別視してしまって厳密さにはかけるので、話半分に聞いてくださいね。
続けます。
座標の伸び縮みが、時間軸だけ異常に現れ辛くないか? 速く走ると遠くへ行けますね。逆に速く走ると近くの時間へ行けます。でも空間と時間で差が大きくないだろうか。(この辺が時間と自分の視点に縛られて生きているなあと感じるところであります)じゃあ時間スケールで見たら私達はミクロな存在なのか。
ところで量子力学で(まだ手を付けてないのでゆるゆるです。すみません)ミクロでは電子は確率で存在している。同様に私達の世界も確率濃度で分布しているんじゃないか。これがいわゆるパラレル世界で、しかも濃度なんだったらちょっと振動? してそうな気がしませんか。だとすれば今生きている世界とちょっと横の世界が重なって、未来と同様に過去だってブレブレなのかも。私達に知覚できるのはあくまで限られていて、そうでない部分は案外変わっているのかもしれない。
……ただこれ、一般に言われる力学に真っ向から対立しそうで、つまりこの章は本当に与太話なのでした。おしまい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます