肆戦目 喧嘩するほど…

凛「九尾に会えて、うれしいよ。」

一「だって、九尾って日本に一人しか、いないんだもん。」

璃「ボクも、妖狐に会えて嬉しいよ。」

しばらく歩いたら、今まで回った部屋の中で一番大きい扉の前で止まった。

双子「ここが、集会をする所だよ。」

そこは今、回った部屋の中でダントツで一番広かった。

そして、もうそこに二人の人がいた。

「おい、奏丞。あいつがいねーぞ。あ~名前、なんっつたか?

ま~あいつがいねー。」

そのうちの一人が話した。

すごく面倒くさそうにしていた。

「は~。あなたは馬鹿ですか?あの人の名前は、月冴つかさです。」

もう一人は漫画でいう眼鏡キャラだ。

すごく、頭が良さそうな人だ。

「あぁぁーー。つかさだろうが、なんだろうが、こっちは、知ったこっちゃねぇーんだよ。」

「はー。そんなことをいっているから、いつまでも脳筋で馬鹿なんですよ。」

二人とも、成人男性に見えるのにそんな人たちがなんで、喧嘩をしているの…?

璃「あの~。」

双子「ん?どうしたの?」

璃「喧嘩って、気にしないんですか?」

凛「うん。だって、いつものことだし。」

あ、いつものことなんだ。

周りの人たちはもう、慣れているのかな?

璃「え、毎日休みなしで?」

一「ははっ。そういうこと。」

「あぁぁーー。うっせーぞ!てめえら!

あ?なんだ?てめえ。

おい、名取!こいつが、お前が言っていた、新しい奴か?」

奏「そうだよ。だから、あんまし、驚かさないようにね。」

「あぁぁ?!なんだよ?いつ、俺がおどろかしたんだよ。」

なんかこの人、なんだかんだ言って結構話しているな。

奏「そういうところだよ。

あ、璃月ちゃんは、いろんなところを見て回れた?」

璃「はい。この家は、広いですね。」

奏「そうでしょう。」

管理人さんは、ニコッと笑った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る