10文字以内で述べなさい。(ただし、句読点は含みません)
進藤尚典
第1話
アロ星の空港。
セーラー服姿の群れ。
わいわいがやがや。
女の子たちの声が鳴る。
【私立駒形女子一行】
旅行社が掲げた看板。
彼女たちは集う。
「いやあやばいね」
「うんやばい」
「やばいよね」
「そうやばい」
「やばいよね」
彼女たちは連呼する。
ただやばいだけを。
「だってさ」
一旦言葉を区切る。
「捕まるんでしょ」
また言葉を区切る。
「十文字以上喋ると」
「……」
「……」
「ぷははははははははは」
「ぷははははははははは」
彼女たちは笑う。
十文字に達しないよう。
2112年。
人類は宇宙に進出。
あらゆる惑星に住居。
宇宙旅行。
宇宙遠足。
一般市民もエンジョイ。
そんな時代が訪れた。
アロ星。
一党独裁体制の星。
厳しい思想統制。
激しい言語統制。
その行き着く先。
全ての人間。
全ての会話。
ログが取られる。
だがあまりに膨大。
サーバーを圧迫。
その問題の対策。
首脳部は発表した。
会話は十文字以内。
徹底。
あまりにも勝手。
あまりにも傲慢。
しかし皆受け入れた。
首脳部の力は強大。
圧倒的強大。
駒形女子校は名門校。
女子校。
リベラル。
ほんわか。
裕福。
そんなお嬢様校。
なぜアロ星なのか?
強烈な独裁国家。
保護者も生徒も嫌がる。
けれども。
駒形女子校。
アロ星の高校と姉妹校。
その歴史は長い。
その結びつきは強い。
よって毎年修学旅行先。
「でも、破るとどうなんの?」
駒形女子の生徒が言う。
「だから、捕まるんだって」
「知ってる!!そのあと」
「殺されるって噂も」
「そこまではないんじゃ」
「試してみる?」
「……やだ」
「私、試そうか」
お調子者が言った。
「ほらほら十一文字だよお」
彼女の足元に穴。
どんと開く。
え?と下を見る。
落下。
翻るスカート。
悲鳴。
悲鳴。
消える。
姿も声も。
皆真顔になった。
静寂が訪れた。
十分後。
彼女は戻ってきた。
両脇に憲兵。
女生徒。
無表情。
無言。
真っ黒な目。
憲兵は教師に言う。
「最初は大目に見ますが」
言葉を区切る。
「次は、禁固か」
言葉を区切る。
「最悪、銃殺します」
無言の女子高生たち。
強張った顔。
お喋りはなくなった。
恵。
駒形女子校3年。
バトミントン部。
ちょっとくせっ毛。
猫より犬が好き。
彼女は決めていた。
この旅行中に告白する。
相手は真美。
駒形女子校3年。
バトミントン部。
黒髪ロングストレート。
猫より犬が好き。
恵と真美はペアを組む。
3年間ずっと。
恵の胸の感情。
それは恋。
部活中の真美。
黒髪をポニーテールに。
揺れる黒髪。
恵はいつもドキドキ。
普通思わない。
文字数制限下で告白。
けれど、伝説があった。
修学旅行中。
告白。
結ばれる。
永遠に幸せになれる。
だからチャレンジする。
恵もその一人。
女子と女子のカップル。
2112年でも少数派。
恵は真美に恋。
けれど分からない。
真美の想い。
恋か。
友情か。
真美は思っているかも。
単なる仲の良い友達と。
真美はキモがるかも。
告白なんかしたら。
ずっと迷っていた。
だから思った。
修学旅行はチャンス。
伝説を利用する。
私も伝説の一部になる。
それが恵の決意。
移動中のバス。
恵と真美は隣どうし。
「綺麗だね」
「え?」
不意な真美の言葉。
恵は慌てる。
「街の景色」
「ああ」
「綺麗だよねえ」
整然と建てられた建物。
色とりどり。
まるでおもちゃの街。
「私、この街好きかも」
「そう、私も」
「だよね」
「うん」
「やっぱ、恵とは気が合う」
真美の言葉。
恵はるんと鼻を鳴らす。
おもちゃの街を巡る。
歴史博物館。
地元の偉い人の話。
地元の名物料理。
恵と真美は楽しむ。
恵の横には真美。
真美の横には恵。
ふたりは微笑み合う。
ホテルの部屋。
部屋割り。
恵と真美のふたりきり。
お泊まり経験。
それはすでにある。
でも、異星の宿は格別。
ウキウキ。
バスルームから真美。
バスタオルを巻いて。
「先シャワー浴びてきた」
「何やってんのお?!」
ふたりゲラゲラ笑う。
そのままじゃれ合う。
はだけたバスタオル。
裸ではない。
下にTシャツ短パン。
正直恵がっかり。
それを隠してゲラゲラ。
ふと真顔の真美。
恵の髪の毛を弄る。
「何してんの?」
「ふわふわでいいな」
「真美の方がいいよ」
真美の髪の毛を弄る。
すべすべでさらさら。
「ううん。恵の髪好き」
「いやあ……ありがと」
照れる恵。
「私は真美の髪好き」
「ふふ、ありがと」
真美は笑みを返す。
二人で互いの髪を弄る。
しばらく続く。
恵は思う。
楽しい。
幸せ。
幸せ。
幸せええええええええ。
気持ちが通っている。
十文字でも十分伝わる。
十文字制限。
全然不自由ではない。
返って制限が後押し。
イケル。
イケル。
今言う。
私は言う。
告白する。
「真美、あのさぁ……」
すぅすぅという音。
真美の寝息。
「寝ちったか」
恵はふんと笑う。
残念さと一安心。
まぁいいさ。
チャンスはまだ3日も。
真美に毛布をかける。
もう一つのベッドへ。
恵も眠った。
翌日。
クラスメイトの部屋。
ガヤガヤと騒ぎ声。
開かれたドア。
「何々?」
恵と真美は入る。
テレビに群がる皆。
「アロ民に告ぐ」
軍服を着た男たち。
「我らは反旗を翻した」
「そして成功した」
「我らは嫌気がさした」
「十文字の悠長さに」
「さらなる削減を」
「さらなる発展を」
「そうだ」
「我らは」
「五文字連盟」
「アロ国民、これが最後」
「最後の十文字」
「以降は五文字だ」
「五文字」
「五文字開始!!」
皆混乱。
恵、真美混乱。
教師混乱。
学友混乱。
意外な判断。
旅行続行。
皆唖然。
だって。
街中。
文字数違反。
穴が開く。
人が落ちる。
危ない。
ヤバい。
皆思う。
なのに続行。
楽天すぎ。
危機感持て。
教師。
そして。
そして。
恵は思った。
これでは。
できない。
告白。
できない。
これヤバい。
ただそれ。
2日目。
バス。
街。
景色。
皆無言。
外。
市民。
穴開く。
落ちる。
いたる所で。
恵は言う。
「ねぇ真美」
「何?」
「あのさ」
真美の指。
恵の口に。
「喋らない」
「え?」
「穴に落ちる」
「でも」
「しー」
「……」
ヤバい。
糸口すら。
掴めん。
恵絶望。
時間。
過ぎていく。
長く。
苦痛。
寺院とか。
美術館とか。
全て退屈。
長い昼。
過ぎて夜。
ホテル。
恵と真美。
同室。
昨日と違う。
無言。
気まずい。
真美。
寝そう。
まだ8時。
なのに。
寝そう。
焦る恵。
「ね」
「何?」
「話しよ」
「無理」
「え?」
「五文字以内」
区切る。
「キツすぎ」
「いや」
「寝る」
「その……」
「恵も寝よ」
「あの」
「……何?」
「好き」
「え?」
「真美が好き」
言った。
勢い。
完全に勢い。
事欠いて。
焦って。
前振りなく。
後悔。
即後悔。
「私も好きよ」
真美。
軽く返す。
恵。
火がつく。
「その好き」
区切る。
「違う」
「何が?」
「私の好き」
区切る。
「本気」
「は?」
「本気!!」
「……」
「本気ぃ!!!!!!!!!」
「……何それ?」
呆れ顔。
「愛してる」
「ん?」
「愛してるの」
「はぁ」
「私が真美を」
「……よそ」
「え?」
「喋るのよそ」
「何で」
「恵、変」
「……」
「キモい」
「え?」
「だから」
「……」
無言。
真美寝る。
恵呆然。
歯食い縛る。
絶望。
恵は思う。
五文字ヤバ。
何も言えん。
伝わらん。
だめ。
ヤバ。
愛あらば。
ゴリ押し。
いける。
そう思った。
が、だめ。
いや。
引かれてる。
キモってる。
ヤバい。
これヤバい。
悪いの私?
否。
五文字。
すべて悪い。
憎し。
文字数制限。
何とかする。
やってやる。
恵決心。
恵スマホ持。
最終手段。
やる。
恵やる。
「高槻?」
「はい。私地球におります恵お嬢様のお付きの執事高槻でございますが、いかがいたしましたか」
「やる」
「何をやるのでございましょう」
「クーデター」
「はい?」
「クーデター」
「……恵お嬢様、いくら我々の会話が絶対に傍受不可能な超絶暗号回線を使っているからといって不用意すぎはしませんか。恵お嬢様の発した言葉は全てログになっているのですよ」
「知ってる」
区切る。
「気つけてる」
区切る。
「やるよ」
区切る。
「クーデター」
「……はぁ。わかりました。恵お嬢様のお父様は地球の10分の1の資本を持つ大資本家でらっしゃいます。その娘の恵様も相当な財力をもっておいでです。やりようによってはアロ星でのクーデターも可能でしょう。で、いつやるのですか」
「明日まで」
「……また無茶な」
「反対勢力」
区切る。
「ないの?」
「はい。今回駆逐された10文字派と、今政権を握った5文字派。それ以外にもうひとつ派閥がございまして……」
「それ」
「はい」
「お金渡して」
「はあ」
「私の貯金」
「はい」
「全部」
「はい」
「結婚資金も」
「はい。そうですか。それは莫大な額ですねえ」
「今すぐ」
「なるほど。すでにいる反対勢力に強大な資金を提供すれば恵様自身の手を汚さずともクーデターが起こる。恵お嬢様は本当に意外に明晰でらっしゃいます。私はてっきり恵お嬢様自身が銃を手に取り武装蜂起をするのかと思いました。まぁ絵的にそれ面白そうなので私とは、ぜひそっちもチャレンジしていただきたかったのですが」
「今すぐ!!」
「わかりました。今すぐ手配いたします」
電話切れる。
恵息をつく。
目つき鋭く。
恵思う。
この文字数。
思考が先鋭。
思考が単純。
だが。
それでいい。
絶対やる。
その気分。
真美好きだ。
愛してる。
結ばれたい。
私。
は。
ジ。
ャ。
ン。
ヌ。
ダ。
ル。
ク。
や。
!。
クーデター。
いや。
これもはや。
革命だ。
恋愛革命だ。
翌日。
部屋。
皆群がる。
テレビ。
映像。
軍服。
「我々占拠」
「五文字追放」
「我々は」
「放棄に成功」
「我々は」
「百文字党」
「宣言する」
「これからのある国民の発言は5文字や10文字などという、短く伝えたいことも伝えられない文字数ではなく、百文字以上の文字数をもって行われることを宣言し、これをもって我が国民が重大な熟慮と言葉の素晴らしさを噛み締めながら生きてゆくことをここに宣言する」
テレビを目にしている、駒形女子高校3年の修学旅行生たちは目まぐるしく変化する事態にただ驚き目を丸くして、また厄介なことになりやがったと思うしかなく、文字数制限が五文字ではなくなりほくそ笑むはずだった恵も、こんなはずじゃという想いを浮かべるしかなかった。
街中の人々が、指折りをしながら会話をしなければならない情景があちらこちらで見られ、それでも文字数が足らずに穴に落ちてゆく人々があちらこちらで見られ、結果五文字以内のときよりも遥かに人々の発言は減り、それは駒形女子高校の修学旅行生の面々においても同じであり、この年代の女子高生集団としては信じられないような無口な集団になっていた。
このクーデターにひっそりと根回しをしていた恵は五文字以内のときに思っていた意志が若干ぼけ始めているのを感じており、やんなきゃよかったなあと少しばかり後悔を始めていて、もう修学旅行から帰ってから告白すればよくねえという思いが徐々に出てきているのを無視することが困難になりつつあった。
現にバス移動中の現在、恵から見える真美の横顔は昨日以上に不機嫌な色に染まっており、貝のように閉ざされた口は一向に開く気配はなく、そりゃあ一度口を開いたら最後100文字以上の言葉を紡ぎださなくてはならないのだから当然のことではあると恵は思っていた。
恵自体、昨日の時点ではあれほど勇ましく反対勢力への資金提供までして文字数制限を変更させたのに、いざ100文字制限という新たな枷がつくと、昨日のような大胆な思考はどこへやら、だらだらとした考えが頭をぐるぐるし、前述の通り、正直告白をすることが面倒くさくなりつつあっていた。
しかし、せっかくここまでしたのだから告白をしなければ申し訳ないだろうなあという、何に対しての義理なのだかわからないような変な想いが恵にはまだあり、これから向かう先はガルバルダの谷という深さが2kmにも及ぶ超風光明媚な場所であり、高所による吊り橋効果もあることから告白には最適ではないかと前々から恵は思っていたので、やっぱりそこで告白はしなければなと恵は実にぐだぐだとした決意を移動中のバスの中で浮かべていた。
ガルバルダの谷に着いて自由行動になった後、恵はそっと真美の手を引きひと気のない方へと引っ張っていき、真美は怪訝な表情を浮かべ、本当ならば「何?」とひと言声を掛けたいところではあったが、ひと言それを口にしたら最後、後に100文字の言葉を連ねなければ穴が空き真っ逆さまに落ちてしまうため、仕方なしに無言でなすがまま引かれていった。
周りに人影が見えなくなったところで恵は深呼吸をし、ガルバルダの谷の実に清々しい風が肺に入り込み、まるでミントをしこたま食べたかのような爽やかさが恵を包み込み、少しだけ勇気が出て、ようやく真美に対して己の気持ちを包み隠さず、というより100文字以上なので、かなりボリューミーに己の想いを伝える決心がついていた。
「真美、あなたを今ここに連れてきたのは、真美に自分の想いを全部伝えたいためで、その想いは私があなたのことが大好きってことであって、この大好きっていうのは、友達としてのライクを遥かに超えたラブであって、私は真美と恋人関係になってみたいと考えていて、遊園地とかでイチャイチャしてみたいし、キスをしてみたいし、もっというとセックスしたりとかできたらいいなとかも思ってるしって、私かなりヤバいこと言ってますけど、それが私の本心だからね」
「……あの……恵……何を言っているの……?って、ヤバいよ文を続けなきゃねと、昨日から何か恵変で、まぁこんな変な文字数制限のある星に来ているんだから当然なんだけどさぁと思うけど、私と恋人になりたいって、変な冗談ではなく本気で言っているのかどうなのか、私は本当に混乱している」
「本気も本気、本気に決まってるじゃないと私は言いたくて、究極的に言うと結婚したいと思ってて、もう22世紀にもなって結構経つし、憲法では認められていなくても民法では同性同士の結婚オッケーにしようって動きが広がってるってニュースで見たし、もう女性同士だから駄目っていうのは時代的にナンセンスだと思ってて、もちろん単純に真美が私と付き合えないっていうのならしょうがないけど、女性同士が駄目って偏見があって断るんならそれは勘弁ね」
「あの……恵、私正直ものすごく混乱していて、っていうか恵もだいぶ混乱していると思っていて、だって恵が言っていること、うさんくさいニュースのコメンテーターっぽくなっているし……まぁしょうがないから私の本心を言うと、恵のことは大親友だし、他の友達とは違う格別な関係で、まぁキスしてって言われれば、まぁしないこともないかなぐらいな気持ちではあって……けど……ないかな……」
恵は目をギョッとひん剥き、口をあんぐりと開け、出来れば何か「え?」だの「嘘?」だの言葉を発したかったが、何か言ったら最後で、後ろに100文字の言葉をつなげなければ、穴に落ちてしょっぴかれてしまうため、絶望に耐えながら、あんぐりと口を開けたままにしているしかなかった。
「とにかく考えさせてほしくて、少なくとも返事は修学旅行が終わったあとにさせて欲しいって私は考えていて、恵の気持ちは嬉しいし、即『駄目』って言うのも違うとは思うけど、この文字数制限のある星では、どうやら恵も私も全く普通の思考ができないみたいだから、頼むからもう少し我慢して……」
そう言って真美が駆けていくのを恵はあんぐりと口を開けたまま見守るしかなく、彼女の胸には昨日の夜のようなシュッとした燃え上がるような怒りではなく、くすぶった燻製のようなもやもやとしたはっきりとしない形のない怒りが押し寄せており、彼女は静かにスマートフォンを握っていた。
「もしもし、我がぁ、まぁまぁ有能だけど、いまいち気が利かないことがあって気に触ることが多く、最近ポタリングにはまっていて休日はもっぱら自転車で街やら山やらを巡ってついでに美味しいラーメン屋があったら寄って写真に撮ってインスタにあげたりしている似合わない趣味に興じていることでお馴染みの執事の高槻ぃ……」
「何かご用でございましょうか恵お嬢様」
「昨日はクーデターの工作を手伝ってくれてありがとうと本当は感謝の気持ちだけを口にしたいのだけど、正直話が違うと怒りのセリフを口にしたい思いが強くて、まぁ今言いたいことはただ一つなんだけど、他にクーデター起こしそうな奴はいないのか聴きたくて、あんな文字数を制限する奴とかではなく、文字数に関してフリーダムにしようという運動を起こそうとしている」
「……いえ、もうおりません」
「はぁ!?もっと真面目に探しなさいよと私はすんごく強く思っているわけで、このままじゃ、私は真美に頭のおかしいやつって思われて微妙な関係のまま修学旅行を終えなきゃいけなくなって、修学旅行中に告白すると結ばれるって伝説にノレなかった哀れな敗北者に自分がなるのが許せなくて、とにかく明日までに告白を自由な文字数でできる勢力を探しだして、私の老後の資金まで全部渡して」
「恵お嬢様は明日地球に帰るのですから……もういいじゃないですか」
「あのねえ高槻ねぇ、私はあんたのことムカついていて、理由は、こっちがこんだけ苦労して長文で話しているのにあんたは何でそんな短い文で返してくんのってことで、実は昨日も文字数なくて伝えられなかったけど、こっちが必死に五文字以内で伝えようとしているのに、そっちはだらだらと色々余計にしゃべって返してきて、どういうつもりな訳と私は憤慨していたわけで、もう本当にムカついているの!!」
「はぁ……そうですか」
「そういうのが、ムカつくって言ってんの!!」
その言った瞬間、恵の足元に穴が空いて彼女は下に落ちた。
10文字以内で述べなさい。(ただし、句読点は含みません) 進藤尚典 @s59kaichou
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