編集済
読ませていただいて、ハナスさんがどうしてこんなに優しく心の大きな方なのかわかった気がしました。テディに思い入れてくださったわけも……ハッピーエンドで書いててよかったと、今更ですがほっとしました。
私が小学生の頃住んでいたマンションにも、下っ端さんみたいでしたがヤのつく人いました(笑) 普段は競馬のノミ屋をやっていたようですが、あるときうちに「ガサが入るんでそのあいだ預かってほしい」と紙袋を持ってきたことがありました。小さい包みでしたが、耳を澄ましていたところ「もし万が一みつかっても初犯なら執行猶予が絶対つくから」とか云っていました。あとからわかりましたが、あれは覚醒剤だったと思いますw ……でも、うちの親は水商売などしていたわりに堅いんで、断ってましたが(笑)
地域にもよるだろうけど、暴対法ができるまでくらいって、ふつうに目に見えやすい存在でしたよね、ヤさん。
作者からの返信
千弦さん、まさかのもぐらにお越し頂きありがとうございます。
二、三日前から、驚いていました。
もったいないお言葉ありがとうございます。私の拘りの強さや、好き嫌いの激しさなど、根っこの部分がお分かり頂けたと思います。
千弦さんのご両親は立派ですね。毅然とした態度、正義感を感じます。
全国的にもヤさんが多い地元でした。
父は色んな仕事をもらっていました。刑事罰までいかないような仕事です。ヤさんって組織化されていて名前入りで組織表があるんですよ。笑。
自殺した従兄弟は組員でした。もう時効なのでヤさんと政治家、ヤさんと警察、そんな「あるある」をフィクションで書いてみたいなぁって思います。需要ないけど。
もぐら時代があったので、今、幸年期だわって思えます。
コメントありがとうございます😊
カタギに背を向けた寅さんが主人公の映画「男はつらいよ」が大ヒットした、まさにその頃のお話かと思います。
反社会勢力と呼ばれる人たちとの距離や接する頻度と云うのは、今とはだいぶ違っていたのかなと思います。
そうであったとしても、子どもの敏さというのは、大人が思った以上にあるのですよね。
学習したことを自分なりに思考しアレンジして、未知の事態にも対応する。
そんな人間を人間たらしめている能力を間違った方向へ向けてしまうのは、「世の中の善と悪の基準がわからない」という子どもらしいふるまいかと思うのです。
けれど本来なら、物事の善悪は身近な大人が教えるべきなんですよね。そんな大人の不在が大きな問題だと思いました。
……そっかー、日本刀はゴルフバッグに入れて運ぶんですね(゚ω゚)
作者からの返信
そうです、そうです。
寅さんみたいな感じです。
見た目は怖いんですけど、根は優しいおじちゃんでした。
土地柄なのか、時代なのか近所に多くいたんですよね。
そして仕事柄、父はそういう人たちと仲良しで仕事を貰っていました。
法律的にはアウトですが、楽しそうに話してくれました。
善悪に敏感でなければ、こんなに苦しまなかったでしょうけど、本能的に悪い事だと嫌悪したんです。
今なら笑って済む話ですが。
温かいコメントありがとうございます😊
癒されます。m(__)m
ハナスさん、なんとも特殊な環境を体験されたんですね。
お隣に893さんとは。。。
お父様はたまたま隣に住んだことで巻き込まれてしまっていたということですよね?
ハナスさんも、ある種の処世術を身に付けたみたいなことかもしれませんが、
しないで済むならしたくない経験ですね。
でも、ハナスさんという方の器の大きさに、こういうことも少しは関係してるのかなと思ったりもしました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
昭和って893さん多かったですよね。
特に多い地域だったので、父親の友達にも何人かいました。みんな口は悪いんですが、子どもには優しい人ばかりでした。
隣の方も漢気がありました。近所の家のよちよち歩きの子がガラス戸に突進して大怪我したんです。お母さんパニックです。その893さん、血だらけの子を抱き抱えて自分の車に乗せ、病院へ飛んで行きました。当時の主婦は車もないですからね。
悲しい事に電話もない。(ノД`)
ガラス片が刺さった赤ちゃんと、893さんの必死な顔が焼き付いているデバネズミ。
え、私、器も胸も小さいです。(≧∀≦)
なるほど…カラスの目かぁ !
実は私はバツ1でして、28才の時に23才の女性と結婚したんだけど、まぁよくある家庭環境の違いやら私の親との相性 (私の家は自営業で親がまだ元気だったので) の問題などで一年もたずに離婚しました。(お互いにはまだ愛情はあったんですが…)
そしたらまもなく当時私が住んでいた家(離婚したので一人暮らしになった)に、近所に住んでいた某宗教団体のオバサン方が訪問してくるようになりました。
2~3人で毎日来るのよ。
「お辛いでしょう?…私たちの仲間もそういう辛い思いをした人がたくさん居るのよ。でもね、今は仲間どうしで仲良くお祈りして笑顔を取り戻してね、仲間と幸せな結婚をしている人も居るのよ!…一度来てみない?」
とか言って来る訳ね。
私はその時、
(なるほど…この人たちは他人が弱ってる時にこうしてチャンスとばかりに信者を増やすんだな)
と思いました。
結局その後1ヶ月くらい私はのらりくらりとオバサンたちの攻撃をかわし、入信を逃れてたらようやく諦めて来なくなりました。
私はその後実家の商売から逃れ、家も引っ越し、外に勤めるようになり、31才の時に今の奥さんと知り合って34才で結婚しました。
今から思えば、あの離婚のあとの頃が人生で一番キツかったけど、オバサン攻撃のおかげでかえって冷静になれましたね。
♪人生~楽だけあ~りゃ良いな~♪
作者からの返信
そうでしたか、離婚はエネルギーを使いますし、弱っている時、色んな事がありますね。精神的にまいっていると冷静に判断出来ない事もありますが、森緒様は上手く対処出来ましたね。
某宗教団体が私の想像と同じなら、信者を増やす事が目的ではなく、もっと深い意図、目的があります。
命拾い出来ましたね。「救い」という名の束縛を与えてきます。
まだ愛情があるうちの離婚、原因が親御さんだったりすると、流さなくていい涙を流したと思います。
今はお幸せでしょうね。出会いがあって伴侶を得て……。
人生楽だけあればいい。本当にそう思います。苦労は買ってでもしろ! は嫌ですね。
森緒様、たくさんお気持ち吐き出して頂き嬉しく思います。
お互いポジティブ思考で頑張りましょう。
なかなかレアなご近所付き合いです。
でも暴力団への締め付けがきつくなる前はそんな感じだったのでしょうね。
あの組織もいろいろあって、反社会的なところから発したものと、地域を束ねるテキヤの元締めのような組織もあったと聞きます。
>地上に出られないモグラだった。
学校の同級生には地上を思いきり走り回るウサギや、すぐ木に登るサルもいたことでしょう。
そんな子供たちを見ながら「地下のほうが居心地がいい」ではなく「地上に出られない」と呟くところに「地上」へのあこがれを感じてしまって悲しくなります。
作者からの返信
つむぎさま。
たぶん土地柄もあるんだと思います。
森の石松、清水の次郎長一家の末裔が多い地域だと聞いたことがあります。
冗談のような本当の話です。(๑˃̵ᴗ˂̵)
この年まで生きてきて、苦手な人種ではなく、むしろ落ち着く感じなのも、この隣のおじさんのおかげかもしれません。
今では陽キャ、モブ、陰キャって言われるスクールカーストの動物バージョンですね。
地上に出たら楽しいだろうなって思ったことがあります。仰る通り憧れですね。
暗い話にお付き合いくださりありがとうございます😊