ハナスさん、ここまで読んで、本当に感心しきりなのですが、
個々のエピソードも、この作品全体も、構成が素晴らしくて。。。
こちらのエピソードもそうですけど、人間とほかの生き物(の対比)。
どちらもただただ生きているだけと言えば、それはそうなんですけど、
ただ本能のまま生きている生き物からも何かを感じ取るのが人間で、
だからこそ幸せだったり、不幸を感じたりもするわけで。
そして、何も考えてない(と言うと失礼!?)かもしれない生き物から、
人間が尊い何かを学び取ったりすることもあるということが、つくづく感慨深いです。
私は、私の存在を否定しながら経済的にはあてにしてくる親に、
一度もありがとうと言われず、当然だと圧力だけかけられて、
家計の内容も知らされずに、ただただ足りないと無心されていたころ、
部屋でこっそり壁に頭を打ち付けてました(笑)
時々、暴力的になるのも耐えられませんでした。支配ですよね。
このころの気持ち、まさに「何のために生きてるの?」って感じでした。
自分の人生を生きるんじゃなくて、親のために自分がいるみたいな気分で。
ハナスさんは恋人ともつらい思いをされて、お仕事の不運も重なって。
こういうのって、どうして負の連鎖みたいになるんでしょうね。
一人で立ち直られたこと、すごいなぁと頭が下がります。
作者からの返信
みさえさん、頭を打ちつけるってかなり、苦しかったでしょうね。他人ならまだしも、血の繋がった親ですもの。無視できたら、捨てる事が出来たらどんなに楽だったかしれませんね。耐えてご自分を犠牲にして、本当にお疲れ様でございました。
暴力的になる親に支配されて干渉されてる中で、一生懸命に稼いでこられたんですね。尊敬いたします。
私の場合は自業自得です。自暴自棄だったかもしれません。
理性的に物事を捉えて、対処出来なかった自分の愚かさを今なら笑えますが。
本当に暗いエピソードばかりで、お付き合い頂き申し訳ありません。
気持ち寄り添ってくださり、感謝いたします。ペコリ
私の父親サダジは毎日夕食時に晩酌して酔っ払うと、小学生だった私に
「人間とは何か?」
などと言って絡みました。
テレビのアニメを見ていた私にはうざったくてたまりませんでした。
何のために生きているのか?…そんなことに意味など無いですよ。それについては私は子供の頃からハッキリ分かっていました。…あえて言うなら、
「生まれて来ちゃったから生きている」んです。それだけのことです。
そして、立派な人間もクズ野郎も天使のような美しい心を持つ人も人殺しや人で無しも、死なない限り生きているのです。
人生とは何か?…それは、
「生まれてから死ぬまでの間」
のことで、それ以外の意味はありません。
私は私より若造が居酒屋などで後輩らしき奴に、「人生ってさぁ…!」とかほざいてるのを見ると「ケッ!」とか言って舌打ちしちゃいますね。
作者からの返信
森緒様、コメントありがとうございます。
お父様、絡んできたのですね、アニメの声が聞けなくてそれはイライラしたでしょう。
小学生では聞くしかなかったかもしれんませんね。
確かに何の為に生きてるのか……問いの答えなどない、そして探すだけ無駄かもしれません。
ましてコロナ禍です。生きてるだけでまるもうけですね。
「死」は公平に来るのに、幸せは不公平です。そう感じるのは人生の意味について考えるからなんでしょう。
森緒様のおっしゃるように「生まれてから死ぬまでの間」強いて言えば動物と変わらないのかもしれません。
二十代は大いにこの問いに苦しみましたが、今、私も森緒様と同じ思考になったら楽になりました。
説教たれるおばさんになりたくないと思います。
貴重なご意見ありがとうございます。
またいつでも遊びに来て下さい。
コメント励みになります。ペコリ
アリに角砂糖をあげてスルーされた経験、切った爪をもっていかれた経験が私もあります。
「生きていけ」と励ましてはもらえませんでしたが、黙々と自分より大きな「荷物」を運ぶ姿に驚いた覚えがあります。
アリの姿に「励まされた」のなら、それは写し鏡のようにハナス様の方に「生きていかないといけない」という思いがあったのではないでしょうか。
作者からの返信
角砂糖と爪の経験ありますか?
わぁ嬉しいです。アリって面白いですね。
力強さに感動し、仲間を助ける本能に感動し、生きていかなきゃって人間ではなくアリに励まされる。たぶん、アリとキリギリスの話が脳内に流れたのかなって思います。
ある意味単純な私です。コメントありがとうございます♪