こんにちは。
4話まで読んで、人生を長く煮詰めた濃さに酔う気持ちです。
無力でどうしようもない、昔の自分を思い出します。
理不尽だなと思うことは多々ありましたが、理不尽過ぎはしなかったんだと改めて思います。
同時に、
ーーただ怒る母が犯人に思えた。
という気持ちも分かります。
自分の気持ちも言葉も通じない大人に対し、怒りの矛先が目の前の人に向いてしまう瞬間。
納得させてほしかった。
そう思えることは距離を取って過去を振り返れるからで、
けれど、その瞬間の言葉にならない底のない悲しさの感触は、いつまでも残るような気がします。
作者からの返信
こちらにもお越しくださりありがとうございます。正直、フォローして下さったのを知って大丈夫かなと心配しておりました。
デバネズミと違って暗いでしょ。もぐらの闇を読むと病むかしらと思いました。
この先もっとブラックになります。(ごめんなさいね)
共感もして下さり嬉しいです。
読書家の郷倉様のお目汚しになるかも……
コメントありがとうございます。
すみません、なんか「そういう時代だったなぁ……」とうなずいてしまいました。
無知な時代というか。。。ほんと、今ではあり得ませんよね。
でも、この猫のことは、子供にはショックですよね。
今だから思いますけど、お母様も「気持ち悪い」「かかわりたくない」的な感じだったんでしょうかね。
やさしい子供の気持ちに寄り添う余裕がなかったのかなぁ。
そして、あのころのスパルタな親!
ごめんなさい、これもわかります。
平気で叩くし、外には出されるし。。。
こっちには理由もわからない(説明されないから)ことでめちゃくちゃ怒っていたり(汗)
それでもうちの母は、父が亡くなるまではそこまでじゃなかったんですけど、
よその子のお母さんでも、他人事ながら子供心にすくみ上がっちゃうような人いましたねぇ。
ハナスさんのお母様も、かなりな感じですね。
4歳でお使い、5歳で一人で病院かぁ。。。
私だったらたぶんできなかったです、アホすぎて。
きっとハナスさんがしっかりしたお子さんというか、この子ならできるという期待(?)もあったのでしょうか。
でも、心細いですよね〜想像したら泣いちゃいそうです。
よくがんばりましたね。。。
作者からの返信
そうですね、昭和の田舎町で起きた事、今ではきっとニュースになるでしょうね。
それがまかり通る時代でした。動物の生命より人間の暮らしを守る方が大事みたいな風潮でした。猫の避妊手術なんて最近のような気もします。多くの家が知識も余裕もない時代でした。
また専業主婦ばかりの昭和です。一家に一台車があればいい感じです。母親は病院に行く時、幼い妹たちを家に置いておけなかったと思います。ちょっとあんぽんたんだった私、心細くても仕方ないって行ったんですね。笑
愛情不足が、このあと影響します。
当時20代前半の母親は色々精一杯だったんだと今ならわかります。
気持ちに寄り添って下さりありがとうございます。ペコリ