『コミカライズ決定！4/11開始』【完結】追放された錬金術師、実はトップクラスのパン職人！〜日本のパンを作って、まったりスローライフ〜

【幕間】『ドライカレーのレシピ』

　★・☆・★

　軽やかな音楽が暗闇に響き渡り、ある一点に向かってスポットライトが当たる。

　そこには、作者こと櫛田が頭の部分にシルクハットを乗せている。

『カレーはカレー、子供も大人の大好きな人気の料理のひとつ。日本のカレーは黄色いイメージが強く、そしてカレールゥで仕込む場合はとてもまろやかであーる。ただ、今回は水気を飛ばしたドライカレー！　うまくないわけがない！』

　ステッキが現れ、ポンっと音が立つと櫛田の上に美味しそうなドライカレーの皿ががたくさんが浮いている。

　そして、後ろにはチャロナとマックスの登場。

「今回のレシピはカレールゥを使った簡単レシピにします。フードプロセッサーも通常サイズに！」

「美味しかったわねぇ？　次はカレー鍋だっけ？」

「うん！」

『作るじょおおおおおおおお！！』

「「おー！」」

『夏野菜たっぷりドライカレー』

《材料》

　牛豚合挽き肉

　玉ねぎ

　にんじん

　ピーマン

　パプリカ

　ナス

　トマト

　生姜

　ニンニク

　コンソメ

　カレールゥ

　卵

　米

　油

《作り方》

「カレーの作り方」

　①ナス、トマト以外の野菜や薬味を皮を剥いたりしてから、フードプロセッサーに入れやすい大きさにカットする

　②種類などは気にせずにフードプロセッサーに入れて破砕する

　③ナスはナス。トマトはトマトで破砕してボウルなどに入れておく

『トマトは別にした方がいいでふ。水分ダバダバで一緒にしておくと火が通りにくいので』

「わりかし、最後に入れるイメージ強いからかしらん？」

「冷えた野菜だもんね？」

　④鍋に火をつけて、油をしき。温まったら、合挽き肉、トマト以外の破砕した野菜を炒めていく

「香味野菜を先に、のイメージはありますが時短を考えれば同じでも構いません」

　⑤カサが減ったら、コンソメとトマトを入れてしばらく煮込む。灰汁が出たら、クッキングペーパーに染み込ませてあとは捨てる

　⑥火を止めて、とろみがある程度出ていたらカレールゥを入れて溶かす。好みの調味料を加えたら、再び日をつけて5-10分ほど加熱して水気を飛ばす

『調味料にはオイスターソースを加えると、コクと旨味がすごいでふよぉおおおお！！』

《目玉焼き》

　①フライパンに薄くバターか油を引いて点火

　②卵を割って落として、ある程度白身に火が通ったら水かお湯を少量加えてフタをする

　③3-5分様子を見て、黄身が固まりきらないうちにフライ返しなどで取り出す

　④盛り付けられたドライカレーの上に載せて、完成

「このカレーの利点は、冷凍保存が出来ることよぉおおおおお！！」

「ジャガイモ入れちゃうと、冷凍は難しいって言われてるもんね？」

『ジャガイモを冷凍すると食感が悪くなるらしいでふ。なので、ご家庭で冷凍する場合は食べ切ったり、取り分けてからした方がいいでふね？』

「なーるる？　さ、食べるわよぉおおおおお！！」

『「おー！！」』

　だんだんと辺りが暗くなっていく。