こういうお手紙はめっちゃ嬉しい
洋泉社経由で、京都市の森田さんから手紙が届いた。『あなたの知らない「レトロ特撮」の素晴らしき世界』を読み、感動したらしい。
森田さんは昭和13年生まれの80歳だそうだ。そんなご年配の方でも、僕の本を読んでくださる方がいたとは。
森田さんのお手紙を拝見させていただきましたが、内容がとんでもなく熱い。『「レトロ特撮」の素晴らしき世界』は、戦前から1978年までのクラシックな特撮映画の魅力を語った本なのだが、森田さんも同じ趣味をお持ちだそうで、僕も知らなかったたくさんの映画の資料をお送りいただいた。
しかも僕の本とのダブりがほとんどない!
ソ連映画『巨竜と魔王征服』なんて僕も前から見たかった映画だ。キングギドラみたいな怪獣が出るのだそうだ。
セシル・B・デミルの映画とかも『十戒』や『サムソンとデリラ』ぐらいしか見てないなあ。『大平原』や『絶海の嵐』や『地上最大のショウ』なんて見とかなくちゃいけないんだけど。
他にもヒッチコック監督の『第十七番』なんて森田さんの紹介を見て、見てみたくなった。
あ、そうそう、森田さんの紹介してくださってる『ノアの箱舟』『地獄と高潮』とかも、一応は見てるんだけど、特撮がいまいちだったので、『「レトロ特撮」』のリストから外したんです。ごめんなさい。紹介する映画は自分で厳選したかったもので。
ああ、まだ見てない映画たくさんあるなあ。
それにしても、あんなマイナーな題材の本でも読んでくださった人がおられたとは。書いて良かったなと思います。
ちなみに脳梗塞になって以来、DVDのコレクションはまったくやってません。何しろ収入がないのに、こんな趣味にお金を費やすことが、良心が痛むんです。
ああ、また趣味にお金を使えるようになるのはいつのことか。
あと、この本を読んで、これから『レトロ特撮』の魅力に目覚めてくれる人があらわれてくれると嬉しい。
『猿人ジョー・ヤング』とか『タルサ』とか『雨ぞ降る』とか『地獄の天使』とか今見てもすごいんだから!
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