第2話0-1 まえがき

<まえがき>


ある日、夢を見ました。

10歳の気っぷのいい女の子と、30代になったばかりのさえない男(実はある特許を取得して10年後には大金持ちになる予定)の恋物語。偶然あるイベントに立ち寄った男が、そのイベントの1角である事をやっていた女の子に興味を持ち、約半日そこで過ごした。翌日も同じイベントがあるので、男は朝から丸1日その子と一緒に過ごした。女の子は最初は気味悪がっていたが、そのうち一緒に遊んだり話をしたりしてくれた。今までのこと、これからのこと、色々。男が去り際に言った言葉。

「20歳になるまで待ちます。それまで、月1回だけでいいですから逢って下さい。あなたが他に好きな人が出来ても、20歳までは待ちます。20歳になって、私の事が嫌いじゃなかったら、結婚して下さい。」

夢の覚め際、すんげぃくっさぁ~い台詞が頭に残っています。女の子のご両親(普通のサラリーマン家庭)の方が実年齢が近くて、もの凄く揉めそうだし。

何より、此の手の話って、今まで大量生産されてますよね?

ん~、書いてみるだけ無駄かな。


・・・・と、何となく書き始めました。最初は「少女漫画」的なつもりでした。今や、SF&アクションものになってます。この先何処へ行くのでしょうか?書いている方も、もうこの物語に引っ張られて書いているような状態です。お楽しみいただければ幸いです。

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