リライト版カナブンといま

Giya

第1話0-0 登場人物とかプロットとか

リライト版カナブンといま


登場人物とプロットとか

(2017.08.26初版)(2018.08.30第4版)(2018.12.12第6版)


イマ:吉井 今(よしい いま)タカと出会ったときにもうじき10歳、「卒業」時点で25歳。基本的に、この15年間を中心に描く。

ポニーテールがトレードマークの、美人というより可愛い系。小学校高学年のときに帰国子女の友人(オーストラリア帰り)から英語を習い、身につける。のちに英検2級1級は簡単にパスする。TOEICは受験していないが、恐らく800点代。中学生のときに合気道に興味を持ち、近所の「おばば」に習い、身につけるが有段者とはならなかった。高校生のときに自動二輪免許を取得し、コンパクトだがパワフルな愛車(中古)をバイト代で入手、一人で山道などを走りに行って「峠のイマちゃん」の愛称を得る。なお「イマちゃんとの約束」はバイク乗りの間では有名だが本人は秘密にしているつもりのことらしい。頑張り屋で勉強熱心で、興味を持ったものはとことん突き詰める癖がある。


タカ:金沢 高文(かなざわ たかふみ)イマと出会ったときは20代半ばに変更。そうでないとイマの母である真理子とのエピソードに無理が生じるため。イマの「卒業」時点でおよそ40歳くらい。

両親はともに研究者であったらしいが、物心ついたころには他界していた。幼少期に育てて貰った遠い親戚からは「交通事故、それも貰い事故で亡くなった」と聞いている。のちに判明するがそれは方便であった。

小学校高学年の際に担任と相談し、全寮制中高一貫校、それも大学へのエスカレータ制度のあるところを受験する。以降親戚とは完全に疎遠になる。

中学受験の際に学内で密かに有名になったエピソードを伴って合格。以降、表立ったことは特にないが裏では諸々ある生活を送る。

大学生の頃、思い立っておよそ1年休学し、海外を放浪する。各地の料理を自分の舌と腕で覚えていったのもこの頃。中学受験の頃から思い描いていたとある「素材」について、この放浪を経て発想を纏める。大学卒業後は大学と産学共同研究等で縁のある企業の研究所に入所。少し奇妙な構造をしたその研究所で、自分の「素材」研究に没頭する。


シンヤ:野崎 伸也(のざき しんや)イマが心を寄せた人。石屋。バイク乗り。不幸。


矢嶋:黒服の人。無口。意外と親切。


ある日、その企業が主催する催し物へ半強制的にかり出された際、これも半強制的に親に引率されて来ていたイマと出会う。何故かイマに惹かれるタカ。ちょっとキラキラしている「目」に魅了された、らしい。だがイマはその「目」の話題については、質問すると避けた。イマも何故かタカに惹かれた。タカが寂しそうな、でも静かに燃える炎のような「影」を出していたから、らしい。翌日は、お互いに引率無しで、また会場で会う約束をする。そして…



製品名・企業名等、具体的な名称は極力出さないようにする。

10年を経て、変わってしまった環境については、その差分について充分に考慮する。

なお、主な舞台は他作品同様。東京からさほど遠くない、片田舎でも都会でもない、普通の街「明和県大成市」とする。

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