「ほんの少し、ほんの少し、うまく運命が噛み合わなかっただけだったのよ。」というセリフが心にきました。主人公?の女の子と金髪の男の子の幸せな未来を見てみたいと思う反面、この物語の結末はこうでなければいけないと、なんとなく思わせるものがありました。北欧の民族学や古事記のヨモツヘグイ的な描写(だと勝手に推測)もあり、そういう好きな人にも、とことんおもしろく読める作品だと思います!