#14 歌舞伎町編
なこ17歳です!
通信制高校に通いながら、夜はキャバクラで働いています。
キャバ嬢歴は約3ヶ月。
もちろん違法です。絶対に真似しないで下さいね!
池袋から歌舞伎町に移店してきました。
さて私は今歌舞伎町clubAに来ています!
こちらは歌舞伎町でも老舗といわれているキャバクラで小悪〇agehaなどに掲載されている有名嬢もいらっしゃいます。
ご覧下さい。
凄い扉です、何か光ってますね。輝いています。
それにしてもデカい扉ですね。マフィアの屋敷感があります。すごーい。
さぁ入ると長い廊下にシャンデリアがあります。
途中に穴が開いています。覗いてみると〜何と中にはオバチャンが待機しています。会計はオバチャンがやっているのです。
イメージとしてはラブホテルの会計の感じですね。
その先には沢山のテーブルがありますね。
ちょっと数え切れないので割愛させて頂きます。
さぁ、左側をご覧下さい。
デカいステージがあります。
ここはショータイムがあるんです。
ショーに出演するのはNO.1〜7くらいの人気嬢。
キャストとして接客も行いながらショータイムにも出演するので大変そうですよね。
1日に1回ショータイムが開催されます。
右側をご覧下さい。
大きなVIPルームが設けられています。
ちなみに池袋のお店はここのVIPルームくらいの大きさでした。いかにデカいか分かりますね。
キャストの在籍50人以上、出勤は40人位。
ボーイは15名程です。
さて面接。オジサン。多分偉い人。
「凛さんの紹介なんですけど」
「あー聞いてます。身分証お願いします」
「中卒なんで卒アルでいいですか?」
「あー分かりました。源氏名どうします?」
「なこでお願いします」
「それは無理ですね〜。なこさんはうちのNO.2です」
「えっ…どうしようかな、困ったな」
「まぁうちは50人くらい在籍してるので名前は取り合いみたいなもんだけど、なるべく被らない名前にして欲しいですねー」
「じゃあナオとか」
「それはNO.1です」
「あっ…、優はどうですか?」
「大丈夫ですね。じゃあ優さんですね」
池袋の時のNO.1優さん。
私はその名前を貰った。
今まで本名でやってきたから、初めての源氏名。
何故かスっと別人になった気がした。
私は今日から歌舞伎町の優になる!
続
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます