あとがき



まきやです。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。

短編小説「フローリスト」いかがだったでしょうか。


今回の舞台は、街の小さな花屋。

その平凡な1日を舞台に、物語は進みます。


普通に過ごせば終わってしまう忙しい日々ですが

そんな中にもこのような、ささやかな物語があっても

良いかなという思いで、この話を書きました。


アイディアの最初のきっかけは、1枚の写真。

それは私が庭先で、奇跡的に見つけたコスモスでした。


本当にひとつの花びらだけが、真っ白だったのです。

(私の撮りため日記帳「花編」 44ページ 参照)※1


それ以来、たくさんの秋桜を見てきましたが

このような花には、出会った事がありません。

(話中の主人公は、秋桜ではなくラナンキュラスですが…)


そしてイメージを膨らませる中で出会った妖精の本。


「The Complete Book of the Flower Fairies 」 ※2


メアリー・シシリー・バーカーさんの素晴らしい絵本です。

小さな頃、どこかで見たことがある表紙でした。

この素敵な妖精たちに出会い、プロットは、ほぼ出来上がりました。


尊敬の念をこめて、絵本の作者の名前を、店名や妖精の名前に

使わせて頂きました。

妖精のメアリー。この話では、少し悲しい感じで終わっていますが

彼女の活躍はどこかで…まだ秘密です(笑)


実際の花屋に並ぶ花は、本当にたくさんの種類があります。

けれどあえて、どこのお店でも売っている、親しみのある物を

登場させました。日常感を出したかったからです。


ちなみに私は、写真は撮りますが、花に詳しいわけではありません。

間違いなど、ご指摘があれば、教えて下さい。


個人的に、年末に入り忙しくなる気配があります。

少し執筆のペースが落ちるかもしれません。

それでも年末までに、あと1本は何か書きたいです。


上手く行けば、そのあとがきでまた、お会いしましょう。


最後に、お約束の花言葉です(諸説あります)。


ランキュラス   … とても魅力的、華やかな魅力

ガザニア     … あなたを誇りに思う

トルコキキョウ  … 優美

アルストロメリア … エキゾチック

デルフィニウム  … 激しい愛着

アネモネ     … はかない恋

(おまけ)

コスモス     … 調和、乙女の純真



2018/12/11  まきや



※1 私の撮りため日記帳(花編)

https://estar.jp/_work_viewer?p=44&w=25257856


※2 「The Complete Book of the Flower Fairies 」

https://www.amazon.co.jp/Complete-Book-Flower-Fairies/dp/0723248397/ref=pd_sim_14_4?_encoding=UTF8&pd_rd_i=0723248397&pd_rd_r=a1453ca2-fccb-11e8-b0fd-0947fc70c050&pd_rd_w=1a6RR&pd_rd_wg=0UAJF&pf_rd_p=68cfebef-f8b4-4691-9d72-a10f0956615a&pf_rd_r=ZXGKMAJG45M15CXCQKZX&psc=1&refRID=ZXGKMAJG45M15CXCQKZX

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フローリスト まきや @t_makiya

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