Tips:Dナンバーの開発とその経緯について①
Destroyer-01改め00 ドラクリアン
複数のコアを結合させて擬似的にトルネードクラス並の出力を実現させた革命的な機体。開発はキルビスとゴルドーラ・フェンキス夫妻が合同で行っており、それぞれがそれぞれの技術の粋を結集させた結果偶発的に生まれたもの。そのため、その内部構造を知り尽くしている人間は存在しない。コア周りに関してはキルビスの功績が大きいが、それも偶発的な要素が多く彼女自身でも完全再現は出来ないらしい。
Destroyer-EX-01 ダークレイヴン
コア二機の同調現象を利用して魔物二匹分の特性を付与した機体。キルビスの技術が失われたためこのようにして方法を模索していた。
ダブルコア実験機としての意味合いが強く、搭載されているのは飛行能力及び真眼と地味なものである。
Destroyer-EX-02 ドレッドノート
基本的にはダークレイヴンと同じだが、真眼の代わりにミミクドラゴンの進化擬態能力を搭載することで、複数の能力取得を狙った機体。
本来の目的である出力の強化をおざなりにした本末転倒な機体であるため、あまり成績の芳しくなかったガリアⅧに回された。
Destroyer-EX-03 ダイカイザーク
リミテッドラグーンには窮地に陥ると魔力が増すという特性があり、これをサイコラゴンの眷属操作と組み合わせることで巨大な外装を強化した出力で運用するという擬似的なトルネードクラスの再現を図った機体。
海賊船を事前にコアの端末として登録することで船体を操作し巨体『グレートダイカイザーク』を造り上げた。妖精の骨は起爆剤として用いられている。
Destroyer-EX-04 ダンディット
コアに能力を二つ持つパラサイトタイプの変異蟲竜をベースにすることで、他の機体との合体(厳密には寄生という表現が正しい)に加えて単体での三能力の獲得を可能にした意欲的な機体。変異蟲竜は寄生能力の他に高度な空間把握能力を持っており、これでゲラルヴォールのランダムワープを無理矢理に制御していた。
変異種のコアはデリケートであり調整に難儀したが、この経験が後の機体開発に生かされることとなった。
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