最後まで読ませて頂きました。
素晴らしく重厚な物語でした。
自分が書いているのは、ジャンクフード的な作品なので、この重厚さは羨ましくも妬ましい。
読むのに凄くカロリーを消費する、魂を削る作品なだけに、執筆するのはどれだけ困難、あるいは楽しかったことか。
同じ作家として、尊敬と感謝を。
作者からの返信
まさひろさん
ハイペースでの読了、とってもとっても嬉しいです。
何度も何度も重ね塗りした絵みたいなものだと思います。塗り込めた抽象画みたいですね。
この作品を産むのには2年かけました。しんどかった半分、やはりキャラに自らの意志を乗せ、美しい情景に映えさせるのは幸福でした。
私自身まだまだ未熟で、深層の「意味」を込めきれてないな、と感じています。この先も、もっともっと研ぎ澄ませていけたらと思っております。
末筆となりますが、読了してくださったことに重ねて感謝を申し上げます。ありがとうございました。
仙崎愁
涙が止まりません。
どうして自分が泣いているのか分からないけど、涙しか出てこない。
何を打ったらいいのか、どんな感想を書いたらいいのか、そもそも言葉にできる自信がない。
でも、私に魂があるとしたら、その魂から泣いているのかもしれませんね。
魂に響く作品。そうそう出会えるものではありません。
本当に素晴らしい作品でした。私はこの作品のことを忘れられないと思います。
ここまで物語を紡いでこられた仙崎さんに心からの敬意を……。
作者からの返信
moeちゃん
その涙はきっと人生を前に進める、朝焼けに似た光だと思います。きっと糧になると信じています。
だれかの心のなかに生きつづけていくのなら、それこそこの作品を生みだした価値、です。
この先も、人々の魂を描いていくつもりです。もっと研ぎ澄まし、勉強して、人の心を揺り動かすものを綴っていきたいと思います。
末筆となりますが、ここまでお読み下さり、本当にありがとうございました。
仙崎愁
読了しました。
とても素晴らしかったです。特に構成がお見事!どんどん引き込まれました。
涙腺がゆるゆるで、薄明の景色が染み渡っていきました。
裕くんだけでなく、人との出逢いで成長していく登場人物のみんなが前を向いて歩いていくさまに心が踊りそうでした。
素敵な物語をありがとうございました^^*
作者からの返信
くあらさん
ここまでお読みくださってうれしいです。ありがとうございました!
構成のお褒め、光栄です。勉強してから書いたので、成果が表れたかなぁ、と思えます^^*
涙腺にダイレクトアタックできたみたいで、よかったです〜笑
ここまで読んでくださった方は本当に少ないので、コメントがとってもうれしいです。染み渡ります。
繰り返しですが、本当にありがとうございました!
仙崎愁
ようやく読了しました、完結お疲れ様でした!
人が人と出逢い、生きる時間を重ね合い、そこから何かを得て変わっていく。そんな過程が丁寧に描かれていて、とても印象的な物語でした。
主人公の祐君だけでなく、その周りの人々も、繋がった運命の糸を通して伝播するように変化していったのが良かったです。合わせ鏡だったのは祐君だけではなかったのでしょう。
作中に描かれる二つの死、それが及ぼした影響が対照的なのは、ある意味この物語を象徴しているのかもしれないな、なんて思いました。
ありがとうございました(^^
作者からの返信
ハトリさん
ここまで、一章の終わりあたりから、ずっと追ってくださったのを、本当に感謝してもしきれません。
ハトリさんの応援がなかったら、どこかで心が折れて投稿をやめていたかもしれません。ありがとうございました。
人の変化を描けるようになって、お褒めの言葉をいただけるのは本当に嬉しいです。過去に簡単な短編を作って、そのとき人物が書けてないと言葉を頂いたことがありまして、それから少し苦手意識を持っていたんです。
ふたつの死については、やはり意識した部分がありました。白々明けという言葉で表しています。じいちゃんの死のときに見た白々明け、渚月のときに見た白々明け、ですね。
この物語を好きになっていただいて、ありがとうございました。
仙崎愁
編集済
長い間、この小説で楽しませてもらったので、終わってしまうのがある意味残念です。
ずっと祐目線で書かれるのかな…と思ってたら、颯紀目線があったり、渚月目線があったりして、そこで物語のボリュームと深さが増した感じがしてよかったです。
速く文字を追ってどうなるのか~ってドキドキしている場面で、ディティールの説明があったり、燕尾服ハットのおじさんが出てきたりしてじらされる感じもまたよかったです。
槍ヶ岳の場面では、読んでいて具合が悪くなるような焦燥感や身の危険がよく伝わってきたし、ストーリーを盛り上げましたね。
最初は関係性のなさそうな登場人物があまりにもみんなつながっているので、どうなのかな~と少し思ったんですが、最後には気にならなくなりました。
それだけ、ストーリーや表現に力があってグイグイ引き込まれた、ということです。
この作品が、 仙崎愁さんの望むとおりに、コンテストでも取り上げられるといいですね!
本当に、楽しませてもらいました。どうもありがとうございました!
作者からの返信
橙さん
ずっと見てくださっていて、本当に嬉しかったですし、支えになりました。そのうえ残念がってくださるなど、私の身に余る幸福です。リアルに涙が流れました。
燕尾服の老人は(裏話ですが)カラマーゾフの兄弟、イワンの苛まれた病気のシーンがすこしだけモチーフになっています。ああいう道化師というか、根も葉もない語りをするキャラがとても好みなんです。
槍ヶ岳が、きっと彼のなかで最も苦しかったことになると思います。楽しんでくださったようで、嬉しいです。
惹きこむだけの力が私にある、だなんて、本当に以前の私が聞いたら信じられないと思います。
完成させるのに時間がかかった分、幾度か方向転換をしました。その影響で、多くの人間が関わりを持つことになって、後戻りができなくなってしましました笑。
ここまでリアタイで追ってくださって、本当に感謝しかございません。ありがとうございました。
最後のお話まで読み終えました。
薄明を読むことが自分の最近の楽しみの1つでした。
毎日少しずつ読んでいこうと思っていましたが
3章の途中から4章の終わりまで一気に読んでしまいました。
明日まで我慢出来ない!と思い、次へ次へと吸い込まれるようでした。
素敵なシーンがたくさんありましたが、みんなでパノラマの写真を
貼っていくシーンが一番感動しました。
夕焼け、朝焼けの描写も素晴らしかったです。
素敵なお話をありがとうございました。
作者からの返信
夕暮ノートさん
読了コメント大変うれしいです。
人を引き込む力が自分の小説にあるというのは、なんとも言えない喜びです。
この小説の肝はやはり夕焼けと朝焼けです。堕落と再生の最たるものですので、僕自身も力をいれた部分になります。
最後に、読了いただきありがとうございました。
仙崎愁