第55話 『魔獣の勇者』vs『王国の勇者』中編
『「さてさて、いよいよ楽しい楽しい
詠み人知らず』
魔階島で最強の挑戦者を決める戦いにて、今その闘技場の中では異様な光景が広がっていた。その大きな正方形の闘技台の上には二人の勇者が向かい合って立っており、一人は眩くも優しい、温かくも緊張する光を放ち、もう一人は万物を魅了しその見えない奥底へと引きずり込まんとする妖美な暗さを持つ闇を放っている。
光は闇に呑まれ、闇は光にかき消され、その終わらない繰り返しを延々と続けながらも闘技場に入り乱れていた。それはまさに昼と夜の境界線上のようで、何とも言えない美しくも怪しげな光景であったことはそれを眺める観客たちのほとんどがそう思っていたに違いない。
対して、その光と闇を生み出している張本人たち、二人の勇者たちは互いに見つめ合いその渦の中で互いの立ち姿に映る己の覚悟を伺っていた。
『王国の勇者』ロイス・アルバーンから感じられる覚悟は“負けられない”といった覚悟。先に立つ者として、後から追いかける者に自らが試練となり立ち塞がるかのような覚悟である。
一方、『魔獣の勇者』トトマから感じられる覚悟は“相手に勝つ”といった覚悟。後から追いかける者として、先に立ち塞がる者を押しのけてでも前に進む覚悟である。
長い長い沈黙の後、二人は同時に動きだした。先に動いたのはどちらか一方であろうが、その動きに釣られてもう一方が動き始め、またその動きに釣られて体一つ一つの動きが勢いを増していく。結果的に二人の勇者はこの戦いの最初、事前に打ち合わせして互いに同じ技をぶつけ合った時と同じように、だが今度は事前の打ち合わせなど無しに同じ呼吸で武器を振りかぶった。
「『ブレイブ・スラッシュ・カオス』!!」
「『
闇を纏った剣と光を覆った剣が交差し、そこから空気を振るわせ地面を揺らす程の衝撃が生まれたが、トトマもロイスも後ろには退かない。普通なら一本退いて相手の攻撃を受け流し、そこから生まれた隙に一太刀浴びせるのが定石であり、そうすべきなのであろうがこの鍔迫り合いに関してだけはそうとも言えなかった。少しでも後ろに退けばそのまま相手の剣で体が引き裂かれるという未来を、トトマは感でロイスは経験で悟っていた。
「ははっ!思った以上じゃないか!!トトマ!!」
「それは…!!どうもッ!!」
しかし、その状態でも二人は笑っていた。胸の奥が熱くなるような、そんなワクワクと昂る感情に身を任せ二人の顔は笑顔であった。決して楽なわけでも愉快なわけでもない。でも、こうして互いの全力をぶつけ合えていることにトトマもロイスも大いに喜んでいたのである。
「…でもっ!!」
「ッ!?」
そう笑い合ったのも束の間、トトマの視界から急にロイスが消えたかと思うと今度はトトマの視界はガクンと大きく揺さぶられた。ロイスはふっと力を抜くと大きく屈み、その頭上からトトマの剣が振り下ろされるよりも早く低く回転すると、そのまま足払いを入れたのである。
沈みゆく視界の中、トトマはその隙を狙うロイスの剣先を視界の端で捉えると無理に体勢が崩れるのに逆らわず、むしろ自分から倒れるようにして加速を付けるとそのまま後方へと大きく回避した。
「『ブレイブ・スラッシュ・カオス』!!」
「くっ!!…『
今度は去り際に、やや乱雑ではあったがトトマは深淵纏う剣を振り上げ奇襲を仕掛ける。勿論、ロイスはそんな奇策程度で勝ちが取れる程に容易な相手ではないが、不意を突いた攻撃の更に不意を突いたことで時間を稼ぐとトトマはロイスから一度離れて態勢を整える。
勇者同士のまさに熾烈な戦いが繰り広げられる中、その激しくも美しい剣戟に見とれてしまっていたカキコは咄嗟に思い出したかのように『拡声石』を手に取る。
『りょ、両者ともに激しい戦い!!どちらも一歩も譲りません!!……時に、ムサシさん』
『ん?どうかしたかの?』
『ロイス選手とトトマ選手の技ですが、あれはいったいどういったものなのでしょうか?ただの善良な一般人である私には何がなにやら…』
トトマの
『あれは数ある技の中でも“武装系”の技じゃな』
『“武装系”…んー、何だかあまり馴染みがありませんね』
『そうじゃな。一般的な魔法を“放出系”の技と同じと分類するなら、トトマたちが見せておるあの“武装系”の技は魔装のようなものじゃ』
『はいはい!それなら分かりやすいです!!ということはトトマ選手もロイス選手も何かの技で属性を剣に纏わせていると』
『う~む…。まぁ、そんなところじゃろうな。ただ、ロイスの場合はちと違う』
ダンジョンの上層程度しか経験のない、挑戦者としての経験は皆無のカキコであったとしても属性に関する知識と魔法や魔装の知識はあった。なので、彼女はムサシの説明になるほどと納得したかと思えば、ムサシは話を付け加えた。
『と言いますと?』
『あれは「勇者のスキル」の「魔邪撃滅」によるものじゃ。あの力は本来ロイスの内から放たれている物であり、ロイスであれば剣であれ槍であれ拳であれ、つまりは何であれ手にすればあのような状態にできるじゃろう』
『ほうほう!ということはトトマ選手はそうではないと』
『トトマの場合はあれは完全に武器の力じゃな。おそらくは属性武器か魔具の類…なんじゃが…』
『?』
そこまで解説をしたが、しかしムサシはその途中で突然語るのを中断してしまった。「鑑識眼」に優れた彼には、あらゆるものの本質がその眼に見える。その人とは違う世界が見えるムサシからすると、ロイスはその身の奥底から光を放つ存在に見えていた。ただ眩しいだけの強い光ではなく、包み込むような優しい光がロイスの内から放たれているようであった。
一方で、ムサシが気に掛けていたのはトトマの方である。前回のストームとトトマの戦いの時も彼を見て、また今回の戦いでも彼をじっくりと「鑑識眼」で観察していたが何やら微妙な変化がトトマの中で起こっていたのだ。それが何かまではムサシにも計り知れなかったが、最初はトトマの手にする剣、
つまり、ムサシの「鑑識眼」からすれば
だが、そんなことを知る由もないトトマとロイスは引き続いて闇と光で武装した剣をぶつけ合っていた。激しく斬り合う中、最初は一撃一撃を慎重に振っていた二人だが徐々に疲労が蓄積し始めたのかその剣戟に少しの粗っぽさが現れるようになっており、多少の掠り傷程度はもう気にも掛けずトトマもロイスも飛び交う剣戟の中を潜りながら相手を斬りつけている。
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…!」
そんな激しい戦いの中、先に息を切らし始めたのはトトマの方であった。やはり日頃の鍛錬の積み重ねの違いか、それともレベルの差か、はたまたその両方か。
(くそっ!!…やっぱり強い)
大きく深く、何度も肺にめい一杯空気を送り込みながらもトトマは眼前に立つロイスを睨んで頭の中で悪態をついた。ロイスもロイスで額に汗しその表情からはもう余裕は消え、トトマを警戒しながらも小さく息を整えている。楽しく、また有意義であった勝負もそろそろ終盤。最後は二人仲良く握手を交わすわけにもいかず、ただ眼前の相手を殺す以外は最早勝負の付けようがない二人はその目と目を見つめ合って最後の機会を伺っていた。
勝負は一瞬。二人の勇者の怒号が闘技場に響く。
「いくぞッ!!トトマァッッ!!!」
「来いッ!!ロイスゥッッ!!!」
そして、剣が交わり、鮮血が舞う。光と闇が互いに交差し、一方は地に立ちもう一方は地に崩れた。
「……がはぁっ!!?」
地に膝を付き、赤黒い血を噴き出したのは…トトマであった。
まさに一瞬、ほんの一瞬だけロイスの斬撃がトトマの体を捉えた。一瞬だけ早く相手の体にその刃を立て肉を裂き、そして相手の攻撃を無力化したのであった。
「…私の勝ちだな、トトマ」
そう言うとロイスは容赦なくトトマの体にもう一度直剣を突き刺した。深く、強く、完全に息の根を止める為にロイスの直剣はトトマの体を突き進み、果てはその剣先はトトマの体を貫いた。
訪れる静寂。トトマは見知った感覚に包まれていた。この感覚はまさに“死”。幾度となく体験したこの感覚は、しかし未だに慣れることはない。全身が思うように動かなくなり、次第に音は消え、最後に世界は白くなる。体から何かが抜け出るような感覚に襲われ、次に目が覚める時にはあの美しくもやかましい女神様が彼を迎えてくれるのだ。
(あぁ…、悔しいな)
その死の間際、トトマふとそう思った。ロイスに勝てるとは微塵にも思っていなかった。トトマはそこまで傲慢ではない。でも、できるならばロイスに勝ちたかった。勝って、強くなったという自信を持ってまたパートナーたちと一緒にダンジョンへと挑戦したかった。それに、あの日、謝肉祭で出会った不思議な金髪蒼眼の女性ロベルタとの約束もやはり果たせなかった。
(何で…彼女のことを思い出したの…かな)
その理由は分からない。でも、意識消えゆく中でズキズキと痛むこの痛みはきっと悔しさなのだろうと感じながら、そこでトトマの世界は真っ白に包まれた。
『…おいおい、死ぬのはまだ早いんじゃないか?トトマ』
「!?」
しかし、次の瞬間、トトマが意識を取り戻すとそこは“生き返りの間”ではなく、しかもその場所に居たのは女神とはまるで正反対の怪しげな薄ら笑みを浮かべるあの黒い影のような人間であった。
『まったく!この俺様の力を分けてやったっていうのに、勇者の一人も殺せないのかよ、お前はさ』
「……」
黒い影は相変わらずその果て亡き白い空間にてポツンと一人、体中を鎖で縛られながらもそこに鎮座していた。そして、やれやれと呆れた様子でトトマへと怒鳴るがトトマはトトマで大人しく、否無意識でその声をぼんやりと聞いていた。
『とまぁ、本当は怒鳴り散らかしてやりたいところだけどしょうがない。…トトマ、あいつに勝ちたいか?』
すると、急に大人しくなると黒い影は前にトトマに力を分け与えた時の様に優しく、でも怪しげにトトマへと言い寄る。
「どうやって…。今回はあの時と状況が違うし、それにソウルの力を与えてもらっても結局僕はロイスには敵わなかった…」
しかし、今度はトトマはすぐに飛びつく様子はなく、愕然としたまま俯き嘆くばかりであった。
「君は確かに
『……』
「使い手が弱ければ幾ら武器が強くても…ダメなんだよ。僕は何をどうしたって…もう強くなれないんだ」
『強くなれない…ねぇ』
そうしみじみと言うと黒い影は鎖を引きずったままトトマの前へと歩み寄る。そして、そのまま嘆くトトマに優しく語りかける…わけではなく、まるで道端に落ちている小石を蹴飛ばすかのように乱暴にトトマへ蹴りを入れた。
「い!?いったぁっ!!?何で蹴るのさ!!?」
『あぁ!もう、うるせぇ!!ぴーぴーぴーぴー、うるさいんだよ!!お前はっ!!俺が訊いてるのはもっと強くなりたいのかどうかだろうがっ!!ああん?』
「で、でも…!!これ以上どうすればいいんだよ!!君の力を借りても無理だったんだよ!!」
『あぁ、確かにな。それが俺の“全部の力”だったらどうしようもなかっただろうな!!』
「ぜ、全部…?」
ポカンと首を傾げるトトマの前にドサッと乱雑に座ると、黒い影はトトマの顔を合わせて話を続ける。
『前にお前に分け与えた力は俺の本来の力のほんの一欠片にしか過ぎない』
「あ、あの力がほんの一欠片!?」
トトマはその言葉に心底驚き慄いた。この黒い影、ソウルと名乗った彼が本当のことを言っている保証はないが、ただ彼が言うには魔法を吸収し、闘技場を破壊し、ロイスとほぼ互角に戦えるように身体を強化してもくれたあの力はまだまだほんの一部であるらしい。ならば、もっと力を分けてもらえればと思ったトトマは、思わず喉をごくりと鳴らしてしまった。
「本当にあの凄い力が一欠片なの?」
『ああ?そう言ってんだからそうに決まってるだろうが!なんで俺がこの状況で嘘ついてまで見栄を張らないといけないんだよ!』
「た、確かに…」
『まぁ、ものは試しだ!今度は俺の力を全部お前に貸してやる』
「全部…。あれ以上の強さが僕に…」
『さぁ、トトマ。“契約”の時間だ。今以上の力を得たかったら、俺に「ここから解き放つ」って言え。勿論、ただ言うだけじゃダメだ。胸で強く思って念じながらそう言うんだ。まぁ、簡単だろ?』
「わ、分かったよ…」
トトマはそう言うと急いで立ち上がり、胸に手を当ててまずは意識を集中させる。あとはただ「ここから解き放つ」とさえ言えばよかった。しかし、ただそれだけなのに、どうしてかその瞬間にトトマはロイスのあの言葉を思い出した。
「大いなる力は大いなる代償を伴うことが多い」
その言葉を思い出し、トトマは喉まで出かかった「ここから解き放つ」という言葉を一度飲み込んだ。果たしてこんなに簡単に今以上の力を得ていいのだろうか?何か危険はないか、何か重要なことを見落としているのではないかとトトマの胸の中に不安がこみ上げてきた。
『…トトマ、このままでいいのか?』
「え!?」
すると、その不安を見透かしたかのようにソウルは言葉を囁き始める。
『このまま順当に、真面目に、熱心に、一歩一歩積み重ねた所で、お前はいつ他の勇者と互角になれるんだ?』
「…そ、それは」
『10年?20年?100年か?そんな老いぼれた時に対等になってどうする?欲しいのは今だろ?強くなりたいのは今なんだろ?』
その胸の中に、トトマの純粋無垢な心にひたひたと黒い闇が迫る。だが、それをトトマ自身は知らない、否知る由もない。
『強くなれば皆がお前を認めてくれるさ。凄いってカッコイイって素敵だって言ってくれる。皆お前を見る度に羨ましがり、お前はその度に心躍らせる』
「僕は…、僕…は…」
『思い出せよトトマ。あの娘のことが好きなんだろ?あの、何て言ったか金髪で長い髪をした、空の様に蒼々と輝く瞳をしたあの娘、そうロベルタのことが、好きなんだろ?』
「そ、それは!?」
『あーあー、いいっていいって。そう恥ずかしがる必要はない。お前があのロベルタって女の子を好きだろうが、あの純朴そうな聖職者のお嬢ちゃん、あの少し変わった魔装師のお姉ちゃん、あの胸の大きな勇者ちゃん、あの歌って踊れる勇者、あの男前だが美人な勇者、その誰が好きだろうが構わない。でも結局、誰かに愛される男は強い男だけだ』
「強い…男」
『そう…。誰よりも、どの勇者よりも強くなりたいと思うなら…分かるな、トトマ?勇気を出すんだ。勇気をだしてあの言葉を口にしろ。そうすればお前は、今日から最強の勇者だ』
「…うん、分かったよ」
黒い影に導かれ、覚悟を決めたトトマは大きく息を吸い、そして叫んだ。
「ここから解き放つッ!!!」
次の瞬間、その一面白い空間はトトマの前に座すソウルを中心に瞬く間に黒く浸食していき、気が付けば辺りは月明かりの全くない夜のような暗闇、どこまでもどこまでも続くだけの“深淵”と化していた。それに変化はそれだけではない。ソウルを何重にも縛っていたあの鎖はいつの間にか消えており、彼はその自由になった自分の体を繁々と眺めていた。
『……』
「…う、上手くいたの?」
わけも分からないトトマはとりあえずは自分には何の変化もなく、自信なさげにそうソウルへと語り掛けた。だが、一方のソウルはその問いには答えず、徐々に黒い影から色が付き始めた自分の体を眺めるばかりであった。
『………く』
「く?」
しばらくして、漸く口を開いたかと思えば、ソウルは天高く大いに声を上げて喜び始める。
『くはははははははっ!!!やった!!!やったぞ!!!遂に、遂に!!!俺は自由になったんだ!!!』
「ソ、ソウル?」
全くソウルの話している言葉の意味が分からず、急に嫌な予感がしたトトマは慌ててソウルへと歩み寄った。しかし、時は既に遅く、振り向いたソウルの姿形にその笑顔はまるで鏡を前にしたかのようで、彼はトトマと全く同じ顔をしていた。
「ッ!?え!?な、何で!!?」
自分の前に立つ怪しげな笑みを浮かべる自分に驚きながら、トトマは思わず後ずさりをするが今度は急にその体を足元から出現した鎖が縛り拘束した。
「ぐっ!?こ、これは一体どういうことなんだ!?ソウル!!!」
『くはははっ!!ありがとうよ、お馬鹿な勇者さん!!お前のおかげで俺は漸く封印から解放されて、この忌々しい空間ともおさらばできるぜ!!』
「な、何を言っているんだ!?ソウル!!」
『ソウル?あぁ、そうだったな。そう名乗ったんだったな…。くははっ!いいさ、俺を自由にしてくれたお礼に俺の本当の名を教えてやる』
トトマの顔でニタリと笑うと、その瓜二つの顔を近づけてソウルは満足げな表情で彼の本当の名を、本当の呼び名をトトマへと教える。
『俺の名はゼブラル。まぁ、それは人の時の名前だがな…。だとすれば、こっちの呼び名の方が馴染みがあるかな?…「魔王」』
「そ、そんな馬鹿なッ!?」
『馬鹿?馬鹿はどっちだよ!俺は魔物生み出す、魔の島を統括する王!そう、俺こそがかの「魔王」様よ!!』
魔王。
その名を知らぬ者はおらず、かつては皆がその存在に恐怖し、また絶望した。
数百年も前の話、大量のモンスターを率いてこの世界の大半の人々を蹂躙し、その人々から安息の地を奪い皆を絶望へと叩き落した張本人。まさにこの世の悪の権化とも呼べるそんな存在が今まさにこの瞬間、再び蘇ってしまったのだった。
しかし、魔王とは初代勇者クロスフォードの手に滅ぼされたはずの存在である。それがどうして生きていたのか、どうして
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