応援コメント

第45話 『勇者』vs『モブ』」への応援コメント


  • 編集済

      久々の更新待っていました! 『魔階島』関連の話だけ読んでいるので、こちらに集中していただける(?)のはいちファンとして嬉しいです! (ライトノベルの作者にありがちな、一つのシリーズが終わっていないのに別のシリーズを始めて好きな作品がほったらかし←この現象を疑似エターナル状態と呼びます)
     外伝主人公のモブが出てきたのも個人的に好感度高いです! もしかして自分が書いたキャラも登場させていただけたり……?


     恒例と化しつつある、世界観についての質問です。
    1. モイモイをはじめとする「魔装のスキル」の持ち主についてです。「物体への属性付与」が基本、というように書かれていますが、他になにができるかを教えてください。
    (彼ら自身には戦う力は備わっていない、ということか?)

    2.「魔法」や「奇法」と違い属性を付与された物体の使用描写しか見当たらず、詠唱および始動鍵を要するのか、描写するためのヒントも見当たりません。どうか「魔装のスキル」と「魔法のスキル」、および「魔装」と「属性武器」の違いを教えてください。
    (発生させた属性の具象をぶつける→魔法、発生させた属性の抽象を付与→魔装、とするならばスキルとして明確に区別されている理由がわからない。魔法発動の過程が多少違うだけではないのか。
    発動イメージ:
    属性発生→発射(魔法) 属性発生→物体に付与→物体使用→発射(魔装)
    属性付与された物体→物体使用→発動(属性武器)
    ……使用の定義→トリガーは何か? マナに関係?

    3. 百万人に一人いるという「勇者のスキル」を持つ者について、劇中に登場している十二人の他に、島にいなかったり引退していたりする「勇者」はこの時代に存在していますか? 
     いない場合、ガイアの総人口はおよそ千二百万人とみてよろしいですか? 


     ご返答よろしくお願いします。


     丁寧な返答をしていただき、ありがとうございます。「魔装」は直接攻撃、防御に使用できないというだけで、発動の過程は魔法や奇法と同じだったのですね。
     他人様の作品の二次創作をする者が書いた戯言を真剣に受け取っていただけたことに、なによりも驚いています。自作は三月中に公開する予定なので、是非ともお願いします。

    作者からの返信

     noitcelloc-smraさん改め、内藤推さん

     こちらにもコメントいただきありがとうございます

     前回の自主企画(ゴブリン・オークイベント)は今回の章と次々回の章のためのある意味伏線だったというわけです。自分の作成したキャラと皆様の作成したキャラを掛け合わせればと思っておりました(結果はこの有様ですが・・・)。

     もし内藤さんがよろしければ今回は難しいですが、次々回の章への参加は可能ですがいかがでしょうか?それまでには自主企画(ゴブリン・オークイベント)のリベンジをしたいものです。

     さて、ここからは恒例の返答コーナーです。

    Q.1.モイモイをはじめとする「魔装のスキル」の持ち主についてです。「物体への属性付与」が基本、というように書かれていますが、他になにができるかを教えてください。
    Q.2.「魔法」や「奇法」と違い属性を付与された物体の使用描写しか見当たらず、詠唱および始動鍵を要するのか、描写するためのヒントも見当たりません。「魔装のスキル」と「魔法のスキル」、および「魔装」と「属性武器」の違いを教えてください。

    似た質問でしたので、分かりやすくQ2→Q1という順で答えさせていただきます。

    A.2-1.まずは「魔装のスキル」の説明から。「魔装のスキル」も魔法や奇法と同様にマナを使うスキルですが、その両方に似て非なる性質を持ちます。魔法は属性を使いますがそれを身に纏うことはできません。一方で、奇法は属性はありませんがマナ自体を身に纏うことができます。そして、魔装とは魔法のように属性があり、奇法のようにそれを身に纏える技です。また、詠唱の話になりますが、魔法は「壱奏」が属性の発現であり「弐奏」以降は構成となります。一方で、奇法は「壱奏」から構成となるので途中で詠唱を止めた場合は何も発動しません。そして、魔装は「壱奏」が属性の発現であり「弐奏」以降は構成となりますが、そこは奇法と同じで途中で詠唱を止めた場合は何も発動しません。また、「魔装のスキル」も根本的には魔法と奇法と同じでマナを操作するので、始動鍵の方も必須となります。

    A.1.さて、それでいて「魔装のスキル」所持者が物体に属性を付与する以外でできることですが、まず“特定の属性耐性付与”があります。これは武器に属性を付けて攻撃をすることの応用で、盾や鎧、服などに特定の属性耐性を付与することでその属性に対する耐久を上げるものです。「風の守護」や「炎の守護」などを身に纏うことで同じ属性の耐久を上げるのは勿論のこと、それに有利関係にある属性の場合は大幅に耐久が上がります(見た目もかっこいい)。次に、“特定のモンスターへと特攻・特防付与”があります。軟体系なら軟体系、植物系なら植物系などでこれらは属性付与と両立が可能です。
     なので、一般的な「魔装のスキル」所持者の戦い方としては自分や仲間の属性や特攻、特防を上げて戦う“魔法剣士”みたいな感じになると思います。一般的には「魔法のスキル」や「祝福のスキル」が後衛職に対して、「魔装のスキル」は前衛職よりだと言えます(ただし、爆発しなければ・・・)。

    A.2-2.以上の説明から「魔装」と「属性武器」の違いについてですが、「魔装」は属性や特性を攻守に亘って使い分けて戦う技だと言えます。一方で、「属性武器」は属性が付与された武器でしかなく、それを防御に利用することはできません。無論、「属性武器」にはその武器が大きく破損しない限り永久的に特定の属性を扱える利点はありますが、「魔装」のようにその効果を操作することはできず、作成もしくは拾得した時の性能のままとなります。なのでレベルにもよりますが、「魔装」は「属性武器」の代用になりますが「属性武器」は「魔装」の代用とはなりにくいです。

    Q.3.百万人に一人いるという「勇者のスキル」を持つ者について、劇中に登場している十二人の他に、島にいなかったり引退していたりする「勇者」はこの時代に存在していますか?
    A.3.とても良い質問です。これは物語の根幹に触れる質問ですが、敢えて答えさせていただきますと、現存する勇者は12人で初代勇者も合わせて数えると歴史上に存在した勇者はトトマが一番新しく、その数は13人のみということになります。今のところはこれ以外に勇者は絶対に存在しません(今のところは・・・)。
     また、“百万人に一人”はそのスキルの珍しさを表す言葉で、“百人力”や“10万馬力”に似た意味でその数に意味はありません。なので、ガイアの総人口は千二百万人よりももっと多いはずです。


    以上です。よろしくお願いいたします。