車は山崎の家の裏手30メートル手前に止まった。

山崎「ここで大丈夫です。今日はありがとう!あなたかいたから…」

と言って山本に顔を近づけキスしてきた。

山本も山崎の頰を両手で抑えそのまま、20〜30秒キスを続けていた。そして車を出て行った。

山本は山崎のうしろ姿をぼうっと見ていた。

ふと我に返り、俺は、なんて事してしまったのか。罪悪感が蘇ってきた。そうだ、急いで家に帰ろう。

山崎は最初に曲がる所で山本の車に手を振った。

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