第7話何か寒気がする?

なぜ、こんな話しをポンポンとするのか分からない。食事も美味しく感じられない。

山本は話しを切換えた。

山本「マンションの件だけど、更新がうまく行ったら、都営住宅やURをおすすめします。更新や礼金も無いからね。」

山崎「そうした事、ぜんぜん分からなくて、借金が100万程あるから………でも、頑張って見ます。」

山本、借金もあるのかよと思った。寒気してきた。コイツに係るとヤバイかもしれない。

山本「あの、お父さんの話しが出てこなかったけど、どうしているの?」

山崎「父はもう十年位前にガンで亡くなりました。」

山本「ゴメン、やな事聞いたね。」

山崎「私、不幸デスよね。でも、多分、早く死ぬと思ってる。早くに父がガンで亡くなっているから。それと母親が亡くなったら年金を貰えなくなって障害者の姉を養う事が出来なくなる。そしたら死ねつもりでいます。」

山本「返す言葉が無いよ。」

山崎「ごめんなさい。暗い話して。」

山本「自分も悪いし。そうだ、まだ昼だし、何処かにドライブしょうか?」

山崎「大丈夫ですか?せっかくの休みなのに私なんかと?」

山本「ぜんぜん、そうだ食事済んだら八景島に行こう。」

山崎「ハイ!嬉しい!」

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