三話 原山正樹
思い返してみても、
知らない内に一人で勝手に班のメンバーを決めていたり、今日はここに行こうと許可なく俺たちを連れまわしたり。初めて会った小学生の頃から、俺たち三人の中でも随分な暴君だったように思う。
でも、俺も
だから今更、何か自分勝手な行動をされたとしても、口では文句を言いはしても、結局許すことになってしまうのだろうと、そう思っていたのだ。
ジーンズの内ポケットを右手で確認し終え、俺は辺りを見渡す。さすが休日の観光地なだけある。駅の中に設けられたロッカールームの中は、多くの人でごったがえしていた。その誰もが、空いているロッカーを探しているようなそぶりで動いているので、大半埋まってしまっているのだろうというのは見て取れた。
ここまでロッカーが埋まっているなら、他の通路でも空いているロッカーの奪い合いが行われているに違いない。めざとい亮太は一人用の開いているロッカーを見付け、さっさと荷物を入れて鍵をかけて出て行ってしまった。碧はロッカーを探すのがめんどうだからと言って入ってすらこなかった。俺たちの中では比較的荷物が少なかったから、そのまま持って移動する気だったらしい。一緒に入れておこうか、とも提案したのだが、大丈夫だとかぶりを振られたので、それ以上強く言うこともなく引き下がって、俺は一人ロッカールームに取り残されたのだ。そのため、今この場には俺一人しかいなかった。
ここのロッカーは、硬貨を入れてから数字の書かれたタグがついた鍵を回し、ロックをかけ鍵を各自で持っておくタイプのようだった。人をよけながらざっとロッカーを確認していくが、鍵が刺さったままの空いたロッカーは見つからない。これは俺も諦めて荷物を引きずって行くしかないかなと思い始めた時だった。
「マサキー、空いてるロッカー見つかったー? こっちに大きいサイズあったんだけど、一緒に荷物いれないー?」
突然、ロッカールームに響き渡った間延びした声。マサキという名を聞いて、一瞬碧あたりが俺のことを呼んだのかと思ったが、違うことにはすぐに気付いた。碧や亮太の声にしては声が高く、俺たちよりも何歳か若い声の主のように聞こえたからだ。
その声に反応を見せたのは、俺の近くで同じようにロッカーを探していた、高校生くらいの少年だった。その声の主に届くようにか、彼は天井を少し見上げて口を開いた。
「――分かった、今そっちに行く」
そして、俺の方に向き、目の前のロッカーを指さした。
「……ここ、空いてますよ」
見ると、確かに彼の指さす方には鍵が差さっているロッカーが一つだけあった。開いているロッカーを見つけたものの、友人(おそらく)に一緒に荷物を入れようと呼ばれたので、そこに入れる必要がなくなって近くにいた俺に譲ってくれたのだろう。
「……ああ、ありがとう」
俺が礼を述べると、彼は小さく頭を下げ、通路の角を右に曲がって見えなくなってしまった。彼の指さしたロッカーの扉を開けて、荷物を詰めながら少しだけ考える。さっき返事をしていたということは、彼の名前もマサキなのだろう。俺と同じだ。まあマサキなんて読む名前、探そうと思えばいくらでもいるだろうから、そこまで驚くべきことでもない。芸能人でもパッと何人か思い浮かぶし。さすがに漢字まで同じだったら驚くが。
でも、旅行先で自分と同じ名前の人間に会うというのは、並々ならない確率だとは思った。
それ以上に、誰にも言わずに来たはずの旅行先で、偶然にも友人に会う確率がどれだけ低いかなんて、きっと碧も分かっているのだろう。
「……あれ、なんでここに」
そう言って顔をしかめた碧は、本心から驚いているように見えたし、どこか不機嫌そうにも見えた。
それはそうだろう。碧の性格的にも、一人旅よりも大勢でわいわいとした賑やかな旅行の方が何重にも好きなはずだ。それにもかかわらず、あえて一人旅という選択をしたことからも、碧は知り合いが誰もいない場所で一人きりになりたかったなんてことは、容易に伺えた。そんな思惑に反して知り合いと出会ってしまったのだ。しかも、俺たちは碧から一人旅のことすら聞いていない。旅行することすら言っていないはずの友人も、たまたま同じ場所に旅行に来ていて鉢合わせるなんて、仕組まれていなければ起こるはずのないことだった。碧の「なんでここに」には、なんで俺たちがいるのか、という意味以外にも、どうしてこの旅行を知っているのか、という意図も含まれていたのだろう。
「マジか、碧も来てたんだな」
でも、亮太の発した声は、演技をしているようには見えなかったように思う。
「そういや碧も土日予定があるって言ってたよな。ここだったのか。……碧は一人旅なのか?」
「……おう」
「明日の予定とかはあんの?」
「……特には」
どこか歯切れの悪い碧を半ば押し切るようにして、俺と亮太はあらかじめ計画していた展開へと話を進めていった。そのことに碧は、どれだけ気付いていただろうか。
「――じゃあ、明日は俺たちと一緒に行動しないか? ほら、旅は道連れってよく言うだろ」
「なんで休日までお前らと一緒にいなきゃいけないんだよ。……でも、お前らがどうしてもって言うならしょうがないな。仕方ないから一緒に行ってやるよ」
そう言って笑った碧は、言葉よりも楽しそうに見えた。
でも、本心では俺たちのことを疎ましがっているのだろうとは頭の片隅で思っていた。
そうして俺たちは二人旅行から三人旅行になった。
まるで最初から三人旅だったみたいにして、俺たち三人は鮮やかに染まった紅葉の道を踏んでいく。しかし、そんな旅行も長くは続かなかった。
「――お前らさあ、何を企んでいるんだ?」
休憩がてら入った喫茶店は、レトロで落ち着いた雰囲気の場所だった。それぞれ注文したものが手元に届き終わった時を見計らったように、碧は不機嫌そうな態度を隠そうともせず俺たち二人を睨みながらその言葉を口にした。
やっぱり気付いていたか。そりゃあ不自然だもんな。
「企んでる? 何をだ?」
しかし、隣の亮太はあくまで知らないふりを突き通す気らしい。
亮太の言葉を受けて、ますます碧の表情が不機嫌そうに歪んでいく。
「いいよそういうのは。分かってんだよ。どうやって知ったかは分からないが、俺がここに来ることを、お前らは知ってたんだろ? 知っていて、たまたま会いました~って顔で俺の前に現れたんだろ? 俺が気付かないとでも思っていたのか? もし本気でそう思っていたなら、俺のことを馬鹿にしすぎだろ。……もしくは、お前らの脳がお花畑なんだろうな。脳外科に行くことをおススメするぜ」
どこからどう考えても煽りにしか聞こえない碧のその言葉に、隣の亮太がテーブルにバンと手をつき大声を上げた。
「俺たちはっ、お前の気分が少しでも明るくなるようにって……!」
「いつ俺がそんなこと言ったかよ? それをな、ありがた迷惑ってんだ」
隣の亮太を蔑むように笑う碧。その目の奥に一瞬、何か別の感情が浮かんでいるように見えた。しかしそれは一瞬のことで、すぐにまた碧は俺たちを馬鹿にする態度を取りだし、亮太はその言葉に律儀に怒り、半ば反射的に反論していた。
その様子を、俺はほとんど冷静に見つめていた。
そもそもにおいて、碧は自分勝手な男ではあるがここまで相手の厚意を踏みにじるような男ではない。こんな、傍から見ても失礼極まりない発言なんてするような男じゃなかった。あえて俺たち二人を煽っているみたいな、こんなこと。
それまでに碧は、変わってしまったというのだろうか。いや、それよりも、と俺は別のことを考え始めていた。
――碧には、何か意図があるのではないのか。
その理由について思考を巡らせるよりも先に、まずはこの場を治めなければいけないと判断した俺は、鋭い声で二人を諌める。
「――お前ら、落ち着けよ!」
その声で、言い合いしていた二人がハッとしてこちらを向いた。
「一度冷静になれよ……ここは店の中なんだぞ」
しんと静まり返る店内は、席に座る二人の冷静さを取り戻すには十分な効果があったらしい。
「……悪い。ちょっと頭冷やしてくる」
そう言って亮太は気まずそうに席を立って店の出入口へと向かってしまった。確かに、一度亮太には一人になる時間を作ってもらった方がいいのかもしれない。亮太はヘビースモーカーだから、外の空気に当たるついでに、煙草も吸ってくるのだろう。亮太の背中を見送り、俺は一度小さく息を吐いた。
取り残された俺は、もう一人の友人へと目を向ける。
「……碧、あのさ」
「――正樹、悪い。一人にしてくれないか」
俺の言葉に被さった碧の言葉。頼むよ、と懇願する声が今にも消え入りそうで、言おうとしていたはずの言葉がそれ以上出なくなってしまう。
「……大丈夫、か」
思わず口に出た「大丈夫」は、何に対して言っているのかも分からなかった。
「……ああ。ごめんな、正樹」
ぽつりと碧が口にする。碧にしては珍しく素直な反応に思わず吹き出してしまいそうになったが、当の碧はそれすら気に留めてないように黙っていた。これだから、俺たちは何かと碧に対して甘いのだと揶揄されるのだろうなと思った。
「いいよ。ていうか、謝る相手は俺じゃなくて亮太の方だろ。ちゃんと亮太にも言えよ」
「……言えっかな」
「大丈夫だよ。ちゃんと謝れば亮太も許してくれるって」
「……そう、だな。そうだといいな」
そう言って、碧は目を伏せてスマートフォンを取り出した何やら操作し始めた。どうやら碧の中では話はすでに終わっているらしい。相変わらず自分勝手な奴だと思った。
しかし亮太も含め俺たちは、そんな碧にとても甘い。碧の願いを聞き届けた俺は、彼の願い通り、彼を一人にするべく俺はトイレに行こうと席を立つ。
その途中で、別の席に座っていた客の一人とふいに目が合う。それが、さっきロッカールームで名前を呼ばれていた少年だったので、偶然って凄いなと場違いな感想が頭に浮かんでしまった。俺と同じ名前を持つ少年は、テーブル席に座って戸惑った表情を浮かべて俺の姿を見ていた。店内に響き渡るほどの大声だったから、きっと彼らにも俺たちの怒声は聞こえていたのだろう。申し訳なさから、すぐに目をそらしてしまったけれど、少しだけ話してみたい気もした。そんな状況でないことは、よく分かっていたけれど。
そのまま誰とも目を合わせずにトイレの個室のドアを開け、中に入る。綺麗すぎて逆に落ち着かなくなりそうな真っ白な洋式トイレを見ながら、俺は大きく息をつく。ジーンズの内ポケットに入れていたカプセルを手の平に乗せた。
何の薬かは知らない。どんな効果があるのかも分からない。でも、何となく分かってしまうのだ。
俺たちは碧のことを、他の奴よりは分かっているつもりだったから。
長年ずっと友達として一緒にやってきたから、碧がこういう時どんな行動を取ろうとするかは、分かっているはずだった。
でも、裏を返せばそれは、碧の方も俺たちがどう考えて行動するかを分かるということで。
そこまで考えた時に、ふいに耳に届いたのは、誰かの甲高い悲鳴だった。
その声にはじかれるようにトイレの個室から飛び出し、俺はさっきまで三人で座っていた席へと走った。俺たち三人が座っていた席付近、木目調の床に碧は倒れていた。つい数分前まで生きていたはずの碧は、傍目から見てももう息をしていなかった。首を押さえて苦しそうな姿勢のくせに、当の碧の顔は穏やかな表情だった。無意識に俺は、ジーンズのポケットの膨らみに手を置いていた。
どうして俺は、鞄に入っていたものが全てだと思っていたのだろう。
あれが後々、誰かに発見されるために残しておいたもので、必要な分はあらかじめ手元にずっと持っているかもしれないと、どうして考えなかったのだろう。見つけた誰かに奪われないように、自分の行動を絶対に阻止されないように。それこそ、ジーンズのポケットに保管し、碧の手に渡らないようにずっと警戒していた俺のことすら、碧はあらかじめ読んでいたのかもしれない。
碧のそばにはすでに亮太がいた。どうやら俺より先に碧の元に駆けつけていたらしい。傍目から見ても、亮太は呼吸もままならないほどに動揺していた。
「亮太、碧は」
放心していた亮太に声をかけると、ようやく俺がそばにいたことに気付いたようで、亮太は俺の服の裾を破れんばかりにつかんで、目を合わせた。
「俺が来た時には、まだ息があったんだ」
浅い呼吸のまま、俺の服の裾を掴んで、碧は俺の目を見て、必死に言葉を紡いでいく。
「アイツ、俺に向かって、ごめんって」
「…………え」
――ああ。ごめんな、正樹。
亮太の言葉で頭の中にフラッシュバックしたのは、数分前の碧との会話だった。
――いいよ。ていうか、謝る相手は俺じゃなくて亮太だろ。ちゃんと亮太にも言えよ。
能天気にもそう返した俺の言葉。その後の碧は、何て言ったんだっけ。
――言えっかな。
話を聞いてくれるかな、でも、許してくれるかな、でもなかった。
言えるかな、とあの時碧は言っていた。
――大丈夫だよ。ちゃんと謝れば亮太も許してくれるって。
――そう、だな。
亮太に言えるまで、ちゃんと生きていられるかな。死ぬまでに、亮太に謝れるだけの時間は残されているかな。
碧があの時、既に決意を固めていたのなら。
目の前が真っ暗になる。
誰かの悲鳴と戸惑いの声が聞こえる中、俺はその場でへたり込むことしかできなかった。
店の誰かが通報してくれたのだろう。いつの間にか店の外にはパトカーが止まっており、場は騒然としていた。
横目で見ると、さっきの高校生くらいの少年二人が警察に何かを質問されて答えているのが見えた。ドラマとかでよく見る事情聴取ってやつだろう。心なしか、周りが俺たちを見る目もなんだか疑わしげに見えるのは、俺の被害妄想なのだろうか。
周りから見て、碧の死はどう映って見えるのだろう。
もしかしたら、俺か亮太のどちらかが殺したとも思っているのかもしれない。
でも、もうどうでもよかった。どうせすぐに、答え合わせは警察がおこなってくれるだろうから。
スマートフォンのメモ機能に残された碧の「遺書」が発見され、碧が巻き込まれた数か月前の交通事故のこと、それにより両足に障害が残り、日常生活を送る分には支障をきたさないものの、激しい運動は難しいと言われ、ずっと頑張っていたバスケの道を絶たれてしまったこと、死のうとして少し前から薬を用意していたことなどが書かれていたことから、警察が自殺と結論づけたのは、それから数時間後のことだった。
碧の遺書が発見されなくても、碧のことを調べたら動機なんてすぐに思いつくだろうと思った。少しでも碧を知っている人間なら、思い当たることがあったはずだった。
俺たちの証言も、おそらく自殺を決定づける理由の一つになったのだろう。
事故に遭った日から、目に見えて碧が塞ぎこみ、何にも興味を持たなくいっていたこと。そんなある日、俺が偶然碧の鞄から謎のカプセルを見つけたこと。碧には、日常的に服用しなければいけないような薬等はなかった。最近の碧の憔悴した様子から、見つけたカプセルは何かしらの毒だと思ったこと。その折に、碧が一人旅をすることを人づてに聞いたこと。仲の良かった亮太と二人で共謀し、何とか碧に思い留まって貰おうと偶然を装って旅行先まで来て声をかけたこと。なるべく目を離さないように努めようとしたこと。しかしそれらは全て、失敗に終わってしまったこと。
碧の遺書の最後には、俺たちへの謝罪が書かれていた。おそらく俺と亮太が席を外した後に入力したのだろうと言われた。そういえば俺との話が終わってから、碧はすぐにスマートフォンを取り出していた。その時に文字を打っていたのだろう。
――なるべくなら、二人に席を外してもらいたかった。だからあんな風に二人の厚意を無下にするような言葉を言うしかなかったんだ。悪かったと思っている。本当はちゃんと顔を見て謝りたいとは思っているけど、薬がどの程度で効くのか正直分からないから書いておくよ。ごめんな、そして俺のことを考えてくれてありがとう。俺のことはあんまり気に病まないでくれ。
この遺書が見つかれば、自殺だとは分かるだろう。でも、見つかるまでは殺された可能性も考慮されて、二人が疑われてしまうかもしれない。だから二人が少しでも疑われないように、二人がいない間を狙おうと思う。
ありがとう、二人とも。寿命を全うした時にまた会おうぜ。
思い返してみても、碧は昔から自分勝手な男だった。
知らない内に一人で勝手にグループのメンバーを決めていたり、今日はここに行こうと許可なく俺たちを連れまわしたり。初めて会った小学生の頃から、俺たち三人の中でも随分な暴君だったように思う。
本当に、最後まで自分勝手な男だった。
分かりにくい碧の優しさは、俺と亮太を不幸のどん底から少し引き上げてくれたようにも思う。
でも、俺たちはお前に生きていて欲しかった。本心からそう思っていた。
でも、もう全て遅いのだろう。碧はもう、この世を去ってしまったのだから。
夕暮れに染まる空の下、俺は行きと何も変わることなく、亮太と二人で帰りの電車に揺られていた。計画が成功していれば、この場には連れ戻した碧もいたはずだったけれど、それは結局叶わなかった。思えば、ロッカールームで碧だけが荷物をあずけなかったのも、あずけても取りに行けないとあの時点ですでに考えていたからだろうかと、答えの分からない疑問がずっと頭の中をグルグルと回っていた。
精神的に疲弊していたのだろう、隣に座る亮太は電車に乗って数分後には静かに寝息を立てていた。一方の俺は、緊張の糸が切れていないままのようで目が冴えてしまい、とてもじゃないけれど眠れる気がしなかった。
でも、俺たちはこれからきっと、最初から二人旅だったかのようにして、明日からの日々も生きていけるのだろう。碧との思い出を、あの喫茶店に置き去りにして。
ジーンズのポケットに入れていたカプセルも、あの時警察に証拠として差し出してしまった。これでもう、俺たちが旅行していた目に見える理由は手元から消えてしまったことになる。
ここ数日ずっと手元に持っていたそれが俺の手から離れていく時、どうしてだか頭の中で、蝶が羽ばたいて空に消えていく情景が浮かんだが、すぐに消えて思い出せなくなってしまった。
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