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あとがき」への応援コメント


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    文体について、
    神視点三人称というんでしょうかね(馴染みがないので違うかもしれませんが)。
    一通り見て分析した所では、
    シーンをパートで分け、各パート単位で一つのシーンを描写しているように感じました。
    ある特定の行まで読み進めて行った所で情報が揃い、そこで初めてイメージを構築できるようになる。
    そして情報が出る順序が演出として込められているので、シーンがリアルに動き出す。

    正直初めは読みにくい文章だと思いましたが、ロジックが分かってからは苦労はなかったです。

    私は解析、理解して切り替える事が出来ましたが、誰にでも出来るかと言えばそれは難しいかもしれません。

    一つは、
    今時の様式に合わせてレイアウトがされている事で読み手がその形態に気付き難い。
    少年が少女漫画を読めないのは、内容が面白くないとかついていけないとかではなく、コマ割りの仕方から時間軸の概念まで根本的に違うからなんですね。
    私もそれが理解できるまで少女漫画は読めませんでした。

    絵柄だけ少年漫画風に変えても解決しないように、レイアウトだけ近づけても、今時のウェブ小説やラノベのように行単位で整合性が取れていないと読めない人が途中で諦めてしまうのも致し方ないのかなと思います。


    二つ目には、キャラクター情報。
    ある程度キャラの情報がインプットされるまで文体構成を解析する事ができませんでした。
    特に一、二話目くらいは完全に白紙の状態の為、かなり難しいと思います(特に登場人物は性別からして分からない)。
    加えて漢字が難解である事もそれに拍車をかけていると思います。
    これはキャラ紹介を概要に掲載する事で軽減できると思います。
    賛否はあると思いますが(特にコンテストに出す場合)、出版物でもこの手の物語にはよくキャラ表付いているので、
    キャラが把握し難い事と天秤にかけるという感じですかね。


    三つ目にはやはり誤植でしょうか。
    人は自分に理解出来ない物に出会った時、誤植があった場合には、自分の理解力を疑うよりも文章がなっていてからと結論付ける方が簡単ですからね。
    これは修正する事で解決できます。
    それもあって微妙な表現も安全な方を取るのが吉だと思いました。
    私のエッセイ等でも取り上げていますが誤植は技量とは全く繋がらないですからね。
    数量は逆に作者がどれだけ作品を愛しているかというのが見て取れます。

    作者からの返信

    九里方さま

    改めて、お疲れ様でございました。この作品は、私がまだノウハウを知らぬ頃、とても楽しくひとりで書いていたものです。
    今回、引っ張り出したところ、誤字脱字も多かったけれど、コンテストに楽しく参加する心も大切かな、と思いまして。
    好きな物語を好きに育てる。それも物語書きの楽しさでしょう。「ああ、ゆめみりかもこんな時があったんだな」って(笑)

    文体はおっしゃる通り「神視点三人称」になります。時折バトンを持ち換えるというよりは、ずっと全体を監督していく感じですね。
    そうすることで、明琳の知りえない情報や、ヒーローの病んでいるところも書けました。

    そして情報が出る順序が演出として込められているので、シーンがリアルに動き出す。

    これです。これだけを重要視して、映像を浮かび上がらせたかったのです。
    中華で、残忍、文字を情報整理してあげたら、読みやすいかな、と。

    結果、誤字が多過ぎました。これはいけません。
    次回も、またこの方式を模索しながら、書きたいと思っています。

    それもあって微妙な表現も安全な方を取るのが吉だと思いました。
    私のエッセイ等でも取り上げていますが誤植は技量とは全く繋がらないですからね。
    数量は逆に作者がどれだけ作品を愛しているかというのが見て取れます。

    たしかに……エッセイに遊びに行きます。まずは、宿題を片付けます。
    ありがとうございました。評価より、大切なものを戴きました。