第84話

「見てみたい物?」

「うん」

「この時代でしか見れない物?」

「そうじゃないけど、ぜひ見ておきたくて・・・」


何だろう・・・

でも、豊さんと、似ている物だろう。

親子だし・・・


まあ、僕の子孫でもあるのだが・・・


「かすみ、日本なの?」

「違うよ」

「外国?」

「うん」

「どこの国?」

「行ってのお楽しみ・・・」


かすみは、念力を送ってる。

豊さんに、連絡しているのか・・・


「お兄ちゃん、準備出来たよ」

かすみは、僕の手を握る。


恋人つなぎか・・・


でも、恋人でなくてもするよな・・・

まっ、置いておこう。


「お父さん、お願い」

かすみが、合図をすると、僕とかすみの体は飛ばされた。


そして、一瞬で目的の場所に到着した。


そして、すぐにここがどこなのか、わかった。

なぜなら、今の生活、普段から行っている場所。


僕の勤める・・・


アスミー社だ。

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