第2話・追放、その後


 パドラ改めて、パンドラ様が人里を立ち去ると精霊達が怒り、神が怒り、災厄が降り注ぎました。

 

 精霊は、ローナ以外の契約精霊達も契約破棄して姿を眩ませました。精霊に力を借りて戦う魔導士達は大いに苦しみました。

 

 神は、精霊を見る目を奪い、神術系統の治癒師・聖女・勇者の資格剥奪と永久破棄しました。

 

 そして、その原因となった冒険者ギルドは崩壊し、なくなりました。

 

 何故、ここまで神と精霊がするのかと言うと精霊帝パンドラ・ザプリエットは、神の申し子であり、パンドラを守る為に精霊が生まれたのだった。

 

 そして今も尚、神と精霊は、逆鱗に触れた人々を許さないのです。

 

 ─────

 ───

 

 「コワイねー。」

 

 「勇者達はどのなったの?」

 

 一人の男性?が子供たちに話していた。

 

 「勇者達は資格を失い、責任を負う為に処刑されました。」

 

 「ちょーなんだ。」

 

 「しょう言えば、お兄ちゃんだれ?」

 

 男性?は、笑いながら言った。

 

 「私は旅の話家“パンドラ”と言います。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

〔短編完結〕免罪でパーティー追放〜さぁ…語りましょう〜 美々津 煠雨 @sombra

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る