ブルマ攻防戦 

    前回までのあらすじ


 ブルマ、ブルマあなたはなぜ

ブルマなの!?


それでも私は、ブルマを諦めない!!



前回までのあらすじ、終わり。



                本編☟


 なぜ、人はブルマを創ったのだろう?

 なぜ、人はブルマに魅かれるのだろう?

 私、麺麭津 香は自身に語りかける。ただひたすらに、語りかける。



 なぜ、私は紺青のブルマに魅かれるの。なぜ、そこに包まれていた幼女のお尻もモフモフしたいの。


 (# ゚Д゚) それは私が、愛の狩人だから!!!!!


 そして、私は走る。  

 ひたすらにブルマめがけて走る!!


 トラックが私の眼の前を通り過ぎていく。

 私はそのトラックの背に跳び移り、マンションを囲む塀を跳び越えた。跳躍した私の体は弧を描きながらブルマのはためくベランダへと向かっていく。ベランダの欄干に優美に着地し、私は眼を見開く。


 私の眼の前には、愛しいブルマが!

 ただ、何も言わず私はブルマを抱きしめていた。顔にブルマを近づけると、幼女の汗の香りがつんと私の鼻孔を駆け抜ける。愛しさのあまり、私はブルマに口づけをし、彼女を噛んでいた。


「きゃー! ママー! ヘンなおばさんが、みぃちゃんのブルマをかじってるよー! 気持ち悪い!!」

「ちょ、君! そこで何をしてるんだ!?」


 え、なに?

 ベランダに続く部屋の中で幼女が怯えた表情で私を見ているわ。なんで私が変なおばさんなの? 私はあなたのブルマと愛し合っていただけなのに?


「おい、そこの変質者!?」


 ベランダの下では、おまわりさんが警棒を振り回しながら私を睨みつけている。どうして私が変質者なの? 私はブルマを愛しただけよ!!?

 それに、どうしてみんな集まって、私に軽蔑の眼差しを向けるの?



「なんだ、あの女は?」

「やだ、なんであの人、ブルマ仮面になってるの?」

「チョーキモイ。ブルマで顔を覆ったわ!?」

「みぃちゃん、お母さんと逃げるわよ!!」

「いやーみぃちゃんのブルマ!!」

「いいから早く。ブルマじゃなくて、あなたが危ない!」



 部屋にいた幼女が、母親に手を引かれて部屋を後にする。

 なぜ、私が幼女を手にかけなければならないのだろう。幼女のお尻に顔を埋めたい欲望は抱いているけれど……。



 みんなが、私とブルマの邪魔をする……。


 だが!  しかし!!


 私は諦めない!!!!!



 (# ゚Д゚)くわっ!!


 眼を見開き、私は全裸になる!!


 身軽になった私はブルマを胸に欄干を跳び越え、マンションを囲む塀へと着地した。人々が息を呑んで私を見あげる中、私は華麗にジャンプをする。道の向こう側にある建物へと着地するために。

 

 そこに1台のトラックが通りかかる。

 え、トラック……。

 ぐしゃりと嫌な音がして、私の体は宙に投げ出されていた……。


    (>_<)痛いよ……。




 

 

 


 


 



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