啓隆と遥人編〈語り・遥人〉終

あれから、二ヶ月。


俺の身体は綺麗になり、

痣一つ残っていない。


また啓隆と一緒に寝れるようになり

嬉しいんだが、別々に寝ていた時を

補うように求めてくる。



そして今日も……



*★*――――*★**★*――――*★*


『遥人、気持ちいいか?』


気持ちいいに決まっている。


声に出さない代わりに頷いた。


『啓隆……そんなに扱かないで……』


愛撫が終わると俺の出したものを

指に絡めて二本いっぺんに入れてきた。


『んんっ……』


指じゃ嫌だ。


『啓隆……もう、いれて……』


*★*――――*★**★*――――*★*



俺は一生涯、啓隆しか愛せない。

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